新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

MS&ADホールディングス、三井住友海上、インドネシア・シナールマスMSIG生命への出資比率を引き上げ

三井住友海上は、今般、「シナールマスMSIG生命(以下「シナールマス社」)」の普通株式30%を約3.8兆ルピア(約290億円)で追加取得し、出資比率を80%に引き上げた。
なお、シナールマス社は7月9日付でインドネシア証券取引所に上場する。
三井住友海上は、今後もアジア地域の事業基盤を強化し、海外事業の持続的な発展を目指す。
※1ルピア=0.0076円による換算値
1.出資比率引き上げの概要
(1)出資先:シナールマスMSIG生命(PT Asuransi Jiwa Sinarmas MSIGTbk)
(2)追加出資割合:30%(約290億円)
(3)追加出資時期:2019年7月8日
2.追加出資の背景と目的
インドネシア生命保険市場は過去5年間で平均約15%の成長を遂げており、若年層を中心に世界4位の人口(約2.6億人)を有するなど、今後、さらなる成長が見込まれる市場である。そのため、同社は、シナールマス社を戦略上の重要拠点と位置付け、戦略的パートナー株主であるシナールマス・グループと協力して事業の拡大を図るとともに、インドネシアにおける保険の普及と経済発展に寄与していく。
3.シナールマス社の概要
・名称     PTAsuransiJiwaSinarmasMSIGTbk
・資本金    1,050億ルピア(約8億円)
・設立年    1985年
・本店所在地  WismaEkaJiwaLt8-9,Jl.ManggaDuaRaya,CentralJakarta,Indonesia
・代表者    HamidHamzah
・役員および従業員数  監査役4名、取締役6名、従業員約1,130名(2018年12月現在)
・直近業績(2018年12月期)
総資産    155,547億ルピア(約1,182億円)
純資産    72,067億ルピア(約548億円)
グロス保険料 43,532億ルピア(約331億円)
当期純利益  3,425億ルピア(約26億円)
・主要株主の構成
三井住友海上火災保険株式会社  80.0%
PT Sinar Mas Multiartha Tbk1  2.5%
一般株主  7.5%

関連記事(保険業界ニュース)

損保

あいおいニッセイ同和損保、中古EVバッテリーの二次流通促進に向け、MIRAI-LABOと資本業務提携契約を締結

損保

三井住友海上、住宅に関する商品・サービス革新に向けたプロジェクト始動

損保

三井住友海上、三井住友海上文化財団による2025年度「コンサート開催地」および「助成先」決定

損保

三井住友海上、テーマパーク専用リスクコンサルティングサービスを開発

損保

三井住友海上、照会応答機能の高度化に向けた業務特化型LLMを開発

損保

三井住友海上、太陽光発電事業者向けケーブル盗難防止サービスを提供開始

損保

三井住友海上、ドラレコによる降雹アラートサービスを提供開始

損保

三井住友海上、病気の早期発見・適切な治療の選択を支援する新たな補償の提供開始

生保

日本生命、企業の健康経営・人的資本経営を支援する新たなサービスの提供開始

生保

富国生命、慶應義塾大学医学部 がんゲノム医療センター長 西原広史教授とアドバイザリー契約を締結