損保ジャパン日本興亜、睡眠課題を解決する SleepTech 企業ニューロスペースと連携
損保ジャパン日本興亜とテクノロジーで人々の睡眠に関する課題を解決するSleepTech(スリープテック)事業を展開するベンチャー企業の株式会社ニューロスペース(小林孝徳代表取締役社長、本社:東京都墨田区、以下「ニューロスペース」)は、健康維持・増進に資する睡眠解析と睡眠改善ソリューションの開発に係る調査・研究に連携して取り組むことに合意した。
また、損保ジャパン日本興亜のグループ持株会社であるSOMPOホールディングスは、5月24日付で、ニューロスペースへ出資を行った。
損保ジャパン日本興亜は、さまざまな社会課題を解決する新事業創造に向け、優れた研究開発機関やベンチャー企業などとの提携・投資・人材交流を通して、安心・安全・健康の領域で、社会的課題の解決につながるような事業にチャレンジしている。
ニューロスペースは、独自の睡眠計測デバイスと解析アルゴリズムを活用し、睡眠を正しく知り最高の眠りを実現するテクノロジーの研究開発と、誰もが「睡眠の技術」を習得できるプラットフォームの構築を目指すSleepTechベンチャー。2013年の創業以来、国内大手企業を中心にさまざまな環境下で働く従業員を対象とした睡眠改善プログラムによるコンサルティングサービスを提供し、企業の健康経営と生産性最大化を支援している。
また、同社は、SleepTechを活用し、より良い睡眠を生活者が実現できるサービス開発のため、事業会社との事業共創(B2B2Cモデル)も行っている。
今回、損保ジャパン日本興亜は、ニューロスペースと共に個人に最適な睡眠改善提案を行う睡眠改善ソリューション・サービスの開発に取り組むことを目的として、ニューロスペースとの連携に至った。
○今後について
・睡眠は人の健康や活動に大きな影響を与える重要なファクターである。質の悪い睡眠は生活習慣病の罹患リスクを高め、かつ症状を悪化させることがわかっている。また、睡眠不足・障害や眠気等は日常の活動低下(注意力や判断力の低下等)を招き、自動車運転事故などの重大な事故につながるだけでなく、企業においては従業員の日常業務の遂行に影響し、生産性低下にもつながる。睡眠の質の改善は、安心・安全・健康のすべての社会課題解決に寄与する取組みとなる。
・損保ジャパン日本興亜とニューロスペースは、睡眠改善を活用した新たなソリューション・サービス開発によって、質の悪い睡眠がもたらす幅広い社会課題の解決に向けて共同で取り組んでいく。また、SOMPOホールディングスグループが有する顧客基盤の活用やグループ各社との連携を通じて、睡眠不足が自動車の運転に及ぼすリスクの軽減や高齢者の睡眠課題を緩和するソリューションなどをはじめとした領域の研究を共同で行っていく。