損保協会、「高齢者事故多発地点マップ」を初公開
損保協会は、北海道内で高齢者が関わる交通事故の割合が高いことを受け、事故防止に向けた啓発活動を実施する。具体的には、過去5年間で高齢者が関わる事故が多発した地点を整理したマップをWeb上で公開し、特に事故が多い地点(過去5年間で7件以上の事故が発生している11地点)については事故時状態(自動車運転中・歩行中・その他)等の情報もあわせて提供して当地の高齢者を中心に事故防止を呼びかける。
平成30年中の高齢者の交通事故に関する北海道警察の統計によると、過去5年間で高齢者の交通事故死者数は常に40%を超えており、昨年度は56%に達している。また同統計によると、高齢者の交通事故の特徴としては、買物時や散歩中など比較的自宅から近い位置で発生する割合が高いとのことである。
このような状況を踏まえ、自宅近くのどのあたりで高齢者交通事故が多く発生しているのかを確認してもらい、交通事故防止のためのツールの1つとして役立てることを目的として、過去5年間(2014年~2018年)の事故データを基に、北海道内の高齢者交通事故多発地点(当該5年間で高齢者が関わる事故が3回以上発生した地点)を示した「高齢者事故多発地点マップ」を今回初めて作成し、Web上で公開する。パソコンのほか、スマートフォンやタブレットなどのデジタルデバイスでも閲覧できる。
◆高齢者事故多発地点マップ
https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=1gptIujYRBJIbaActFFs7tZoZ_mYF125J&ll=42.86048708587568%2C142.51549669999997&z=7