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楽天損保、2019年3月期業績を発表

楽天損保は、2019年3月期(2018年4月1日~3月31日)の業績を発表した。
同社は、2018年4月24日付で楽天株式会社の完全子会社となり、7月2日より社名を「楽天損害保険株式会社」と改め、営業を開始した。
当期は、楽天損保の重点販売チャネルである来店型ショップをはじめとする「比較推奨型代理店」に対する営業活動の推進に加え、インターネット上で保険契約手続きを完結できる商品の開発にも注力した結果、正味収入保険料は36,296百万円(前年同期比1.9%減)となった。
同社の自動車保険は、顧客満足度に関する国際的な専門機関である、株式会社J.D.パワージャパンが行った「日本自動車保険新規加入満足度調査〈代理店系保険会社部門〉」において、2年連続(2017年度・2018年度)の第1位を受賞し、2018年度は「日本自動車保険契約者満足度調査〈代理店系保険会社部門〉」でも第1位を受賞した。また、住宅向け火災保険(ペットネーム:ホームアシスト)は、価格.com保険アワードで3年連続(2017・2018・2019年度)総合第1位を獲得した。加えて、傷害総合保険(ペットネーム:サイクルアシスト)は、2019年オリコン顧客満足度ランキング自転車保険において、第1位を受賞するなど、2018年度も多くのお客さまから好評を得ている。
一方で、2018年度は、台風21号をはじめとした大規模自然災害が多発による支払保険金の増加や、お客様満足度の向上および今後の成長に向けた一時的な費用の増加などがあったが、経費の効率化に努めた結果、経常利益は438百万円、当期純利益は377百万円を確保することができた。
これから同社は、伝統的な代理店ビジネスに加え、独自の会員基盤である「楽天エコシステム」を持つ楽天株式会社との緊密な協力関係のもとで、インターネットサービスとの親和性が高い商品ラインナップをさらに拡充し、一層の成長を目指す。
■主要業績指標 2018年度(2018年4月1日~2019年3月31日)
正味収入保険料 36,296百万円
経常利益 438百万円
当期純利益 377百万円
ソルベンシー・マージン比率 636.6%

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