アクサ損保、2018年度決算を発表
アクサ損保は、2018年度(2018年4月1日~2019年3月31日)の主要業績を発表した。
【2018年度 決算の状況】
○元受正味保険料、正味収入保険料
元受正味保険料は前年同期比2.0%増の54,064百万円となり、正味収入保険料は前年同期比2.1%増の53,169百万円となった。
○正味損害率、正味事業費率
正味損害率は、62.5%で前年度と同水準でした。台風21号による損害率増加の影響は、主として自動車保険の損害率低下により、年間では概ね相殺された。正味事業費率は、広告費、IT投資および人件費の増加により前年同期比3.0ポイント増加して26.5%となった。
○経常利益、当期純利益
正味事業費率は上昇したものの、責任準備金戻入額の増加および支払備金繰入額の減少により、経常利益は前年同期より131百万円増の6,415百万円、税引後の当期純利益は4,602百万円となった。
○単体ソルベンシー・マージン比率
単体ソルベンシー・マージン比率は、前事業年度末より93.1ポイント上昇の875.6%となった。
○業績ハイライト
主力商品の自動車保険及びペット保険の収入保険料が順調な伸びを示し、増収増益を達成することができた。今後も堅固な収益力を基盤として、顧客への強固な支払い余力(ソルベンシー・マージン)を維持するとともに、オペレーションをデジタル化し、お客さまにより良いサービスを提供するのに必要な投資を行っていく。