共栄火災、平成31年3月期決算を発表
共栄火災は、平成31年3月期決算を発表した。
平成31年3月期決算[https://www.kyoeikasai.co.jp/about/news/files/pdf/NR20190522_02.pdf]
◎2018年度決算のポイント
元受正味保険料は、賠償責任保険を中心とした新種保険の増収や、火災保険、地震保険の増収等により、対前年同期比で19億円の増収となったが、正味収入保険料は、自然災害の再保険回収に伴う追加の再保険料の支払等により対前年同期比19億円減収の1,618億円となった。
正味支払保険金(含む損害調査費)は、自然災害の支払が増加したこと等から、対前年同期比121億円増加の1,107億円となった。
この結果、正味収入保険料から正味支払保険金、正味事業費を除いた収支残は、対前年同期比で144億円減少し、△90億円となったが、異常危険準備金の取崩等により、損益への影響は限定的となった。
一方で、今後の自然災害の発生に備え、異常危険準備金の追加積立を実施したことから、保険引受損益は△106億円となった。
資産運用損益は、有価証券売却損益の増加等から、対前年同期比で92億円増加の149億円となった。
以上の結果、最終の当期純損益は、対前年同期比で△11億円減益の25億27百万円となった。