SOMPOホールディングス、認知症に関する研究の第一人者・カロリンスカ研究所 キビペルト教授とのアドバイザリー契約締結
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SOMPOホールディングスは、「お客さまの安心・安全・健康に資するサービスを提供し、社会に貢献する」という経営理念の実現に向け、認知症に関する社会的課題に注目し、「認知症にならない・なってもその人らしく生きられる社会」を目指す「SOMPO認知症サポートプログラム」を展開している。
このたび、その取組みの一環として、認知機能低下の予防に資する高齢者の生活習慣への介入研究分野における第一人者であるカロリンスカ研究所※1のミーア・キビペルト教授とアドバイザリー契約を締結した。
※1 カロリンスカ研究所は、ノーベル生理学・医学賞の選考委員会がある世界最大の医学系教育研究機関である。
ミーア・キビペルト教授は、世界的にも有名な認知症予防にめざましい効果を示した、フィンランドの高齢者の生活習慣への介入研究「FINGER 研究※2」を率いている。FINGER 研究は、複数の介入を組み合わせることが軽度の認知機能障害の進行の抑制に有効であることを世界で初めて証明した研究であり、現在、同教授のリードのもと、世界各国への展開が進んでいる。SOMPOホールディングスは、「SOMPO認知症サポートプログラム」にキビペルト教授の知見を活かすことで、認知症に関する社会的課題の解決につながる認知機能低下防止に資する取組みを加速できると考え、このたびアドバイザリー契約を締結した。
※2 2009年から2011年にかけて、フィンランドで行われた「高齢者の生活習慣への介入による認知機能障害予防の研究」である。1,260 名を対象に、食事指導・運動指導・認知トレーニング・生活スタイル指導の4つの介入を同時に行い、複数の介入を組み合わせることが、軽度の認知機能障害の進行の抑制に有効であることを、世界で初めて証明した。
◆主な取組み内容
(1)FINGER 研究やその他認知機能低下防止に資する研究に基づく商品・サービスの開発
(2)超高齢社会に向けた各種研究・プロジェクトへの参画
(3)上記を活かした各種商品・サービスの開発