新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

損保ジャパン日本興亜、『わかやま県民の自転車保険』を販売開始

損保ジャパン日本興亜は、一般社団法人自転車安全対策協議会(以下「自転車安全対策協議会」)が設ける自転車会員向け保険制度『わかやま県民の自転車保険』の引受保険会社に選定され、2019年4月から和歌山県で保険の販売を開始する。
1.背景・経緯
和歌山県では、2019年4月1日から「和歌山県自転車の安全利用の促進に関する条例」が施行され、10月1日から自転車損害賠償保険の加入が努力義務化される。そこで、自転車安全対策協議会は、自転車の安全利用の実現に寄与することを目的とした自転車会員制度を発足し、自転車事故の加害者および被害者となった場合に保険金を支払う自転車保険制度を設け、このたび、損保ジャパン日本興亜が、自転車保険の引受保険会社に選定された。
2.『わかやま県民の自転車保険』の補償概要
(1)保険契約者:自転車安全対策協議会
(2)被保険者:自転車安全対策協議会の自転車会員のうち、保険制度加入を希望する人
(3)募集開始:2019年4月15日
(4)保険始期:2019年5月1日午前0時から1年間(以後、毎月1日・15日開始)
(5)補償内容:
①賠償補償
自転車の所有、使用または管理に起因した事故により、他人にケガを負わせたり、他人の財物を壊したりしたこと等によって、被保険者が法律上の損害賠償責任を負った場合に保険金を支払う。
②傷害補償
自転車事故(自転車搭乗中の事故、または他人が運行中の自転車との衝突・接触事故によるケガ)により、死亡したり後遺障害を負った場合に、死亡・後遺障害保険金または入院保険金を支払う。
(6)加入プラン:加入プランは4タイプである。すべてのプラン共通で、賠償責任補償1億円と示談交渉サービスが付いている。賠償責任保険のみを補償するプランの年間掛け金は1,180円である。
(7)加入方法:安全対策協議会のホームページを通じて、インターネット上で申し込み手続きができる。また、自転車保険加入募集チラシに記載されている申込書(加入依頼書)を用いての申込み手続きもできる。
3.今後の展開について
損保ジャパン日本興亜は、今後も自転車事故の備えとなる保険商品・サービス・情報の提供を通じて、人々が安全で快適に自転車を利用できる環境づくりに貢献していく。

関連記事(保険業界ニュース)

生保少短

第一生命、第一スマート、JR東日本、Suicaの体験価値向上に向けた共創の取組みを開始

生保

太陽生命、重度ガン前払特約の取扱いを開始

生保

太陽生命、益田信用組合を通じ、『長生きMy介護』の販売を開始

損保

三井ダイレクト損保、ANAの保険「明日へのつばさ」自動車保険提供開始

損保

損保ジャパン、マイルが貯まるANAの保険「明日へのつばさ」親介護保険の提供を開始

損保

三井住友海上、太陽光発電事業者向けケーブル盗難防止サービスを提供開始

損保

損保ジャパン、不登校児童生徒の復学支援および学びの機会確保に向けた「復学支援見舞金補償保険」を販売開始

生保

第一生命、3大疾病サポート保険(団体型)取扱範囲の拡大および支払事由を改定

損保

東京海上日動、大阪・関西万博の「空飛ぶクルマ」向けの保険を提供

生保

三井住友海上プライマリー生命、三井住友カード「Vポイントが貯まる保険」の商品ラインナップに資産形成型保険2商品を追加