MS&ADホールディングス、「攻めのIT経営銘柄2019」に選定
MS&ADホールディングスは、経済産業省と東京証券取引所が共同で実施する「攻めのIT経営銘柄2019」に選定された。昨年の「IT経営注目企業」に続く選定となる。
同社は中期経営計画「Vision 2021」において「デジタライゼーションの推進」を重点戦略に掲げ、「お客さま体験価値の向上」と「業務生産性の向上」に取り組んでいく。今回は、テレマティクス技術を活用した事故のない安心・安全なモビリティ社会の実現に向けた新しい自動車保険とサービスの開発をはじめとした様々な取組が評価され、選定に至った。
同社は今後もCDO(チーフ・デジタライゼーション・オフィサー)が中心的な役割を担ってグループ全体で「デジタライゼーション」に取り組み、ビジネス全体の変革につなげ、持続的成長と企業価値向上に努める。
1.「攻めのIT経営銘柄」について
「攻めのIT経営銘柄」は、東京証券取引所の国内上場企業約3,600社の中から、ITの活用による企業の製品・サービス強化やビジネスモデル変革を通じて新たな価値の創出や競争力の強化に戦略的に取り組んでいる企業を業種ごとに選定するものであり、中長期的な企業価値向上を重視する投資家にとって魅力ある企業として紹介している。
2.同社の選定について
社会の変化を見据え、スピード感を持って以下を含めた革新的な商品・サービスを提供している点等が評価された。
・「テレマティクス技術を活用した新しい自動車保険・サービス」
お客さまにより一層の安心と安全を届けるために、最新のテレマティクス技術やドライブレコーダーを活用した安全運転をサポートする新しい自動車保険「見守るクルマの保険(ドラレコ型)」を提供。テレマティクス技術を通じて得た各種走行データや事故データを活用した、より一層迅速かつ丁寧な保険金支払いを実践。
・「海外ベンチャー投資によるグローバルなビジネス変革」
世界のスタートアップ企業に投資するコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)「MS&AD Ventures Inc.」を米国シリコンバレーに設立、投資を通じたスタートアップ企業との共創