あいおいニッセイ同和損保、金融機関で唯一、平成30年度東京都「心のバリアフリー」好事例企業に選定
あいおいニッセイ同和損保は、全社を挙げたダイバーシティ&インクルージョン推進、障がい者スポーツ支援を実施している。このほど同社は、東京都福祉保健局(福祉のまちづくり担当)が平成30年度より創設した東京都「『心のバリアフリー』好事例企業※」に選定された。
具体的には、同社は、「心のバリアフリーサポート企業」(150社)に登録された中から、特に優れた取り組みを実施している企業として金融機関で唯一『好事例企業』(全11社)に選定された。
<同社が「心のバリアフリー」好事例企業に選定された主な理由(東京都資料より)>
(1)全社員を対象とした研修や障がい者スポーツ大会でのボランティア活動の実施
全社員対象の「ダイバーシティ推進研修」に障がいの社会モデルや障害者差別解消法に関する内容を盛り込んでいる。年間約20件の障がい者スポーツ大会の応援や運営に多くの社員が参加し、感じたこと等のアンケート結果をKPIに反映している。
(2)自治体や大学と協力し、障がい者スポーツを通じて共生社会を考える機会を多くの人に提供
東京都及び多くの区や市と協力し、障がい者スポーツイベントを支援している。本取り組みを通じ、多くの人に障がい者スポーツを知ってもらい、体験する機会を提供している。また、障がい者スポーツと共生について考える連携講座を上智大学に開設した。
(3)障がいのあるアスリートが社員として活躍できる場の提供
障がいのあるアスリートを積極雇用し、引退後も見据え、競技以外の活躍の場として講演会、小学校での体験授業などの機会を創出している。また、「アスリートガイドブック」を作成し、業務の状況や努力の様子を伝える素材として活用している。
同社は、今後もダイバーシティ&インクルージョン推進、スポーツ振興とりわけ障がい者スポーツ支援を通じた取リ組みを通じ、多様な人財が活躍できる共生社会の実現に向け、「特色ある個性豊かな会社」を目指していく。
※「東京都「心のバリアフリー」好事例企業とは
東京都福祉保健局により平成30年度より創設された制度で、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を見据え、企業等とも連携し、心のバリアフリーに対する社会的気運の醸成を図るため、意識啓発等に取り組む企業等を「心のバリアフリー」サポート企業として登録する。登録企業の中から、特に優れた取り組みを実施している企業等を「心のバリアフリー」好事例企業として選定し公表するもの