新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

SOMPOホールディングス、タイのロンガン農家向け『天候インデックス保険』販売開始

SOMPOホールディングスの子会社である SOMPO Insurance Thailand Pcl.(以下「SOMPOタイ)」)は、主に農業従事者向けの融資を行うタイ農業協同組合銀行(Bank for Agriculture and Agricultural Cooperative (以下「BAAC」))とともに、タイで初めてロンガン農家向けの『天候インデックス保険』を2月中旬を目処に販売を開始する。
タイでは、近年の気候変動によって極端な干ばつなどの自然災害が発生しており、農家では事業の安定化が課題となっている。SOMPOタイは、2010年からBAACと連携し、タイの東北部の稲作農家向けに天候インデックス保険を販売してきた。
近年、タイにとって主要輸出農業作物であるロンガンも干ばつリスクにさらされており、タイ政府は、ロンガン農家の安定的成長のため、保険活用も含めた経済的支援策を検討してきた。
SOMPOタイは、稲作農家向けの天候インデックス保険の販売ノウハウを活かすと同時に、SOMPOホールディングスの主要海外事業会社である SOMPO International Holdings Ltd.(以下「SIH」)が立ち上げた統合プラットフォームである「AgriSompo」※を通じて技術提供を受けることにより、人工衛星データを活用したロンガン農家向けの『天候インデックス保険』を開発した。
※ AgriSompo:世界各国のマーケットニーズに応じた農業リスクマネジメントソリューションを提供するために、農家・農業事業者、農業保険を取り扱う保険会社に対して、統一的な基準で保険引受 (アンダーライティング)をし、一連の商品に対する専門知識と技術を提供することを目的にしてSIHが2017年11月に立ち上げた新統合プラットフォーム。北米、ヨーロッパおよびオーストラリアの農業マーケットにおいて保険、再保険および天候デリバティブ(天候インデックス保険)など幅広く提供しており、現在は南米およびアジアの主要な農業マーケットに拡大している。

関連記事(保険業界ニュース)

損保

SOMPOホールディングス、取締役会議長に東和浩社外取締役が就任

生保

カーディフ生命とカーディフ損保、ペアローン利用者向けにすべての病気・ケガを保障する連生団信を開発

生保

ライフネット生命、認知症とともに生きる時代の保険、認知症保険「be」を新発売

生保

日本生命、個人保険向け新サービス『NISSAYハピネスナビ』を開始

生保

住友生命、円建一時払終身保険「ふるはーとJロードIII」および、外貨建一時払終身保険「ふるはーとJロードグローバルIII」を発売

損保

T&Dホールディングス、ペット&ファミリー損保、PayPayで月額490円から加入できるペット保険「これだけペット」の提供を開始

損保

損保ジャパン、「移動支援サービス専用自動車保険(地域の移動を支える保険)」の対象事業者を拡大

損保

あいおいニッセイ同和損保、マーシュジャパンが提供するESGリスクレーティングツールを活用し、「ESGに関する特約」の提供を開始

生保

富国生命、セコム損保、セット商品「自由診療保険メディコムプラス」の商品改定

損保

SOMPOホールディングス、「Criacao Shinjuku(クリアソン新宿)」とのパートナー契約決定

関連商品