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MS&ADホールディングス、「投資が変える企業の生物多様性」シンポジウムを開催

MS&ADホールディングスは、ESG投資の高まりを受けて投資家から注目を集めている「自然資本リスク」に関して、生物多様性をテーマとした「投資が変える企業の生物多様性」シンポジウムを開催する。
昨年開催された「生物多様性条約第14回締約国会議(CBD-COP14)」では、「人間と地球のための生物多様性への投資」というテーマで議論が行われ、「生物多様性」に対する企業の関わりがますます注目されている。本シンポジウムでは国際的な動向を背景に、森林破壊に影響を及ぼす木材・パーム油・大豆・畜産や、水産資源など自然資本のサプライチェーンがどのように評価され、企業の生物多様性取組みに対して何が求められているか、そして企業が果たすべき役割・行動等について考える。
同社グループでは、企業が生物多様性の取組みを推進するための情報提供の機会として2007年から、「企業が語るいきものがたり」を毎年開催しており、12回目となる今回は「サステナブル・ツーリズム」、「ポスト2020目標」、「サプライチェーンリスク」についての分科会も用意し、議論を行う。
「投資が変える企業の生物多様性」シンポジウムの概要
日時:2019年2月19日(火)13:30~17:30
場所:三井住友海上駿河台ビル1階大ホール(千代田区神田駿河台3-9)
プログラム:
<第1部>基調講演(13:40~14:40)
・CBD-COP14およびIPBES評価報告書を受け、企業に期待すること(環境省)
・ESG投資における生物多様性~ソフトコモディティに見る世界の問題意識
・分科会に向けての論点整理~生物多様性の移行リスクと物理リスク
<第2部>企業の具体的な取り組みに関する3つの分科会(15:00~16:50)
■分科会1
テーマ:サステナブル・ツーリズムで実現する地域振興
内容:地方創生やインバウンド需要の高まりからツーリズムが注目されている。地域に固有の自然資本を活用し、地域経済を健全に発達させるサステナブルなツーリズムをどう実現するのか。生物多様性の保全活用と地域振興を両立させる道を考える。
■分科会2
テーマ:ポスト2020に向けた企業×行政ダイアログ
内容:COP10からこれまでの取り組みを振り返り、ポス都2020に向け、行政に求めることや協働できることについて考える。参加者から環境省への質問を受けながら、議論を深める「タラノア対話」形式である。
■分科会3
テーマ:サプライチェーンリスクとESG投資
内容:気候変動問題としても重要視されている森林破壊はESG投資でも重視されているテーマの一つである。サプライチェーンに潜む森林破壊リスクにどう向き合っているか、現場での取り組みも含め先進的企業と投資家の双方から最新の動向を紹介する。
<第3部>分科会のまとめ(17:05~17:30)
主催:MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社
後援:環境省、東京都、千代田区、経団連自然保護協議会
協力:一般社団法人企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB)、MS&ADインターリスク総研株式会社
申込み:右記のURLから申込み可能 https://ms-seminar.smktg.jp/public/seminar/view/939
開催案内チラシ:https://www.ms-ad-hd.com/ja/news/news_topics/news_topics8441779934566959819/main/0/link/190116_biodiversity_symposium_hd.pdf

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