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JA共済、全国作品テーマ分析レポート『スマートフォンの使用マナー』をテーマとした作品が6年連続でトップ

JA共済が主催する「第47回 全国小・中学生 交通安全ポスターコンクール」には、全国から16万2,262点の応募があり、全国コンクールでは各都道府県から選出された優秀作品350点の審査を行った。
本会では、平成16年度から全国コンクール審査作品のテーマを集計し、小・中学生が、今、どのような視点で交通安全を捉えているのかを分析している。
本年度も、社会を鋭く見つめた示唆に富む結果がまとまった。
■『スマートフォンの使用マナー』に関する作品が構成比17.1%でトップ(6年連続)
本年度の全国コンクール審査作品を分類すると、『スマートフォンの使用マナー』を呼びかける作品が6年連続で最多テーマとなった。
学年別に見ると、小学校低学年では2.5%(作品点数3点)、高学年では18.6%(同22点)、中学生では30.7%(同35点)と学年が進むにつれて増えており、特に小学校高学年では、前年度の11.7%(同13点)から大きく伸長している。
これらのポスターの訴求対象を見ると、前年度は運転中の通話・メールに注意を促す作品が42.0%であったのに対して、本年度は、「歩行者」が53.3%、「自転車」が25.5%、「自動車」が18.8%と、半数以上が“歩きスマホ”への注意喚起を題材としている。
内閣府が本年2月に実施した調査※によると、小学生のスマートフォン所有率は、平成24年度の2.1%が29年度には29.4%と5年間で14倍に増加している。一昔前は、大人たちに向けて注意していたスマートフォンの使用マナーも、今や自転車マナーなどと同様に、子どもたち自身も気を付けるべき身近な交通安全の話題に変化していると言えそうである。
※内閣府:平成29年度青少年のインターネット利用環境実態調査調査結果(速報)平成30年2月
■痛ましい事故を受け、「あおり運転禁止」を訴えるポスターが登場
昨年6月、神奈川県内の高速道路で悪質なあおり運転を受け、ワゴン車に搭乗していた4名が死傷するという痛ましい事故が発生した。
子どもたちもこの悲惨な交通事故に敏感に反応し、本年度の訴求テーマ分析では、『飲酒運転禁止』8.9%(同31点)や『安全運転(思いやり運転)』5.4%(同19点)など、従来からあるドライバーに呼びかける交通安全ポスターに、『あおり運転禁止』2.3%(同8点)が新たに登場した。
子どもたちは、その小さな眼差しで、交通安全に関する社会の動きをつぶさに観察し、ポスターに反映していることがうかがえる。

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