シンニチ保険WEB

三井住友海上、NEC、トレンドマイクロ、とサイバー保険付帯の「仮想パッチによるサーバ脆弱性対策サービス」を開発

三井住友海上と、NEC、トレンドマイクロの3社は、サイバー保険付帯の「仮想パッチ(注1)によるサーバ脆弱性対策サービス」を共同開発した。12月10日より、NECから同サービスの提供を開始する。
新サービスは、NECの信頼性の高いクラウド環境から提供する、トレンドマイクロの総合サーバセキュリティ対策製品「Trend Micro Deep Security」を活用した、仮想パッチによるサーバ脆弱性対策サービスに、三井住友海上のサイバー保険を付帯している。サービス利用者は、早期に強固なサーバ脆弱性対策を導入でき、万一被害が発生した場合も保険が付帯されているため、調査や被害にかかるコストの軽減を図ることができる。これにより、システムの脆弱性を突いたサイバー攻撃への対処とリスクの備えを包括的にサポートする。
NEC、トレンドマイクロ、三井住友海上は、同サービスを通じて、高度化・巧妙化するサイバーリスクの低減を図るとともに、今後も連携を強化して安全・安心で豊かな社会の実現に貢献していく。
(注1)OSやアプリケーションの不具合を修正するセキュリティパッチを早急に適用することが難しい環境に暫定的なセキュリティを担保するソリューションである。
【サービスの概要】
(1)仮想パッチによるサーバ脆弱性対策サービス
サーバの通信パケットを監視し、脆弱性を狙った攻撃を検知した場合、その通信をブロックする仮想パッチを提供することで、サイバー攻撃を未然に防ぐ。OSやアプリケーションに影響を与えないため、システムを停止することなく随時仮想パッチを適用することが可能である。
また、トレンドマイクロが提供する仮想パッチは、同社が保有する最新の脅威情報と連携し、100種類を超えるOSやミドルウエア等の脆弱性に対応している。オンプレミスの仮想環境やクラウド上のシステム等、さまざまなサーバ環境に対しても、サーバ1台から適用可能である。
また、NECが管理サーバをクラウドサービスとして提供するため、管理サーバの構築やメンテナンスの必要はなく、簡単に導入・管理することが可能である。
(2)付帯されるサイバー保険
サイバー保険は、万一サイバー被害が発生した場合に、フォレンジック解析(注2)等の各種費用や賠償金を補償する。補償金額は、仮想パッチが適用された1サーバ・1事故あたり、フォレンジック解析が300万円、賠償金は600万円までとなる。
なお、取扱保険代理店はNECファシリティーズ株式会社、引受保険会社は三井住友海上である。
(注2)不正アクセスや機密情報漏洩等のコンピュータに関するインシデントが発生した際に、原因究明に必要な機器やデータ、電子的記録を収集・分析し、被害状況の解明や法的な証拠性を明らかにする手段や技術の総称である。
■サービスの利用価格・提供開始時期
【サービス名・利用価格(税別)※1サーバあたり・提供開始時期】
◎サーバ脆弱性対策サービス仮想パッチ・年間180,000円・2018年12月10日
◎サーバ脆弱性対策サービス仮想パッチ&アンチウィルス・年間234,000円・2018年12月10日
※サービスには「Trend Micro Deep Security」の利用料も含まれまる。
販売目標:今後3年間で5億円
NECは、同サービスを、NECグループが開催する「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2018」(会期:11月8日(木)~11月9日(金)、会場:東京国際フォーラム)にて展示する。
「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2018」:https://uf-iexpo.nec/
【開発の背景】
昨今、企業や官公庁等で業務のデジタル化が進む中、サイバー攻撃による被害は深刻化している。
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の調査によると、サイバー攻撃の手法として、「脆弱性(セキュリティパッチの未適用)を突かれたことによる不正アクセス」をあげる割合が50%を超えており、脆弱性対策の確実な実施が事業継続の観点で重要になる。一方、業務停止が許されないシステムや旧OSを継続利用しているなど、タイムリーなセキュリティパッチの適用が困難なシステムも多く、仮想パッチによる迅速な応急処置や、万一被害が発生した際の原因究明や被害拡大防止等のリスク低減対策が、ますます重要になっている。こうした中、セキュアなシステム構築と脆弱性管理の豊富な実績とノウハウを持つNECと、世界で報告される全脆弱性のうちおよそ半数を発見する脆弱性発見コミュニティZero Day Initiative(ZDI)の運営を通じて、いち早く脆弱性を検知可能なトレンドマイクロ、サイバーリスクを補償する保険において豊富な引受実績を有する三井住友海上の3社は、サイバー攻撃への対処とリスクへの備えを同時に解決するサービスを開発した。

関連記事(保険業界ニュース)

生保

アフラック生命、「禁煙推進企業コンソーシアム」を設立

損保

三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保、【業界初】保険金不正請求検知ソリューションの運用開始

損保

三井住友海上、「全日本選抜柔道体重別選手権大会」で玉置桃選手、鍋倉那美選手が準優勝、「2019東京世界柔道選手権大会」に新井千鶴選手が選出

損保

三井住友海上、「1DAY保険」の契約件数が500万件を突破

生保

かんぽ生命、売出株式数を変更

生保

かんぽ生命、自己株式の取得結果及び取得終了を発表

損保

三井住友海上、東京とシンガポールにグローバルデジタルハブを開設

損保

三井住友海上文化財団、2019年度コンサート開催地と助成先を決定

生損

住友生命、三井住友海上、「みなとみらい21 中央地区58街区」が本格始動し「横濱ゲートタワー」が着工

損保

東京海上ホールディングス、TMHCC社による米国代理店を子会社化