東京海上日動、保険レコメンデーションのAI化と保険プロセスのフルデジタル化に向けた検討を開始
東京海上日動と、ドコモは包括業務提携に基づき、本日、「保険レコメンデーションのAI化」ならびに「保険プロセスのフルデジタル化」に向けた検討を開始することについて、合意した。
◆同合意の趣旨
ドコモは、中期戦略「beyond宣言」に基づき、FinTechを活用し「社会課題の解決」と「ライフスタイル革新」を実現する、新たな金融サービスを提供してきた。
一方、東京海上日動は、「To Be a Good Company」をめざし、お客様と社会のあらゆる「いざ」を支える存在として、先進的な保険サービスを提供してきた。
また、両社はこれまで、2010年に合意した包括業務提携に基づき、お客様の安心に最大限貢献することをめざして、生活インフラとして定着した携帯電話と、「安心と安全」を提供する保険サービスとを連携させ、1日単位で契約できる「ドコモワンタイム保険」を提供し、「ケータイする保険」を実現してきた。
今日、お客様の価値観は多様化しており、保険契約にあたっても、対面でコンサルティングを受けて契約したいというニーズが存在する一方で、インターネットを使いこなす世代を中心に、スマートフォンを通じて必要なときに簡便に契約したいというニーズも出てきている。
こうしたニーズに応えるため、これまで培った両社のノウハウを融合し、保険を「わかりやすく」「入りやすい」ものに進化させ、これまで保険に馴染みのなかった若い世代でインターネットやスマートフォンに慣れ親しんだお客様が、初めての保険にスムーズに加入できることをめざす。将来的には、スマートフォンを通じて取得・分析したお客様の状況や、お客様の予算等にあわせて、AIが個々のリスクに基づいたお勧めの保険を提示する仕組みを確立し、「ケータイする保険」から「ケータイに任せる保険」への進化をめざす。
両社は、これらの取り組みを通じて、お客様の生活の質の向上に加え、社会課題の解決をめざし、更に連携を深めていく。
◆合意内容詳細は下記URLを参照
≪http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/company/release/pdf/181011_01.pdf≫