損保ジャパン日本興亜、【国内初】国内取引信用保険『早期資金化サービス』を提供開始
損保ジャパン日本興亜は、総合的な決済関連サービスおよび金融関連サービスを展開するGMOペイメントゲートウェイ株式会社(以下「GMO-PG」)と提携し、損保ジャパン日本興亜の取引信用保険に加入している企業の売掛債権を早期に資金化する『早期資金化サービス』を2018年9月から提供する。
1.背景・経緯
これまで損保ジャパン日本興亜では、取引先への売掛債権を回収できない場合に、企業に保険金をお支払いする取引信用保険を販売してきた。また、2017年12月には、入金遅延が発生した段階で保険金を受け取りたいというお客さまの声に応えて『BCP特約』を開発した。
中堅・中小企業を中心に、引き続き資金繰りの支援に関するニーズが多いことから、このたび取引信用保険とGMO-PGが提供する「GMOBtoB早払い」を組み合わせ、企業の売掛債権を買い取ることで、早期資金化するサービスを開発した。
2.取引信用保険『早期資金化サービス』の概要
(1)取引信用保険とは
取引先の倒産などにより、契約者(被保険者)が取引先に対して有する売掛債権などの回収ができなかった場合に、契約者(被保険者)が被る損害を補償する保険である。
(2)「GMOBtoB早払い」とは
GMO-PGが企業の売掛債権を買い取り、早期資金化を行うサービスである。
企業は、同サービスを利用して売掛債権を早期に資金化することで、自社のキャッシュフローを改善することができる。また、資金繰り表や事業計画書の提出が不要なため、簡単に手続きができる。
(3)取引信用保険『早期資金化サービス』の概要
損保ジャパン日本興亜は、このたびGMO-PGと提携し、取引信用保険に加入している契約者(被保険者)を対象に、新たに『早期資金化サービス』を提供する。
『早期資金化サービス』は、損保ジャパン日本興亜の取引信用保険に加入していない企業が利用する「GMOBtoB早払い」よりも安いコストで、同サービスを利用することが可能となる。また、取引先の財務内容が悪い場合でも、取引信用保険でカバーされている売掛債権であれば買い取ることが可能である。
※『早期資金化サービス』を利用するには、GMO-PGと別途契約を締結する必要がある。
同サービスを利用することにより、下記のメリットがある。
・急に資金が必要となった場合、原則3営業日で売掛債権を資金化することが可能となるため、キャッシュフローの改善につながる。また、実際の売掛債権の買取りが発生するまでは、追加費用はかからない。
・通常、GMO-PGが提供する「GMO BtoB早払い」と比べて、買取り社数が1社から可能であることや、割安な手数料でサービスを利用することができる。
3.今後について
損保ジャパン日本興亜は、同サービスの提供を通じて企業のキャッシュフローをサポートし、お客さまの経営の安定化を後押ししていく。