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損保ジャパン日本興亜、日本通運「海外展開ハイウェイ」サービスへの海外PL保険の提供を開始

損保ジャパン日本興亜は、 日本通運(以下「日通」)が提供する「海外展開ハイウェイ」サービスを利用している中小企業を対象に、専用の海外PL(生産物賠償責任)保険を2018年7月から提供する。
1.「海外展開ハイウェイ」の概要
・「海外展開ハイウェイ」は、主に中小企業が自社製品を海外で販売する際の一連の業務(輸出入法令の確認、貿易事務代行、国際輸送、ECサイト(電子商取引)への英語での商品登録代行と1年間の販売、現地での英語によるカスタマーサービス、国際決済、商品のプロモーション)を一括でサポートする日通が提供しているサービスである。
・当該サービスは、中小企業が海外展開を行う際に、人材・語学・販売チャネル・海外情報の入手・コスト等の課題があるという声をふまえて、中小企業庁の「日本産品の輸出促進プロジェクト」から誕生し、2017年10月からアメリカでの販売向けにスタートしている。
※「海外展開ハイウェイ」公式ホームページ:https://www.nittsu.co.jp/highway/
2.開発の背景
・中小企業は、海外で自社製品を販売する際の訴訟リスクへの備えの必要性は感じているものの高額な海外PL保険の加入がネックとなり、「海外展開ハイウェイ」の利用を控えるケースがあった。
・損保ジャパン日本興亜は、このような状況を解消し、中小企業の輸出促進を後押しするために合理的な費用負担で、海外での訴訟リスクに備えられる専用の海外PL保険を開発した。
3.海外PL保険の概要
(1)保険の対象となる製品
「海外展開ハイウェイ」により販売される製品に対して、海外PL保険が自動的に付帯される。(ただし、個人向け商品、自動車部品、医薬品等は除く。)
(2)補償内容
「海外展開ハイウェイ」を利用し、海外で販売した製品に起因して、海外で発生した他人の身体障害または物的損害について、法律上の賠償責任を負担することによって被る損害に対して保険金を支払う(販売契約成立後1年間)。
4.今後の取組み
損保ジャパン日本興亜は、今後も日本の製品を世界へ向けて輸出する企業の支援を通じて、日本の国際競争力向上に貢献していく。

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