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あいおいニッセイ同和損保、大規模災害の損害調査に「視界共有システム」を活用

あいおいニッセイ同和損保は、大阪府北部地震及び、平成30年7月豪雨災害の損害調査において、スマートフォンを活用した『視界共有システム』を新たな損害調査手法として導入し、迅速・適切な保険金支払いに繋げている。
■1.従来の大規模災害の損害調査
これまで、地震保険の建物損害の損害調査は鑑定人が立会調査を実施し、豪雨災害における水没車両の損害調査はアジャスターが立会調査を実施しているが、被災物件が多量にある場合、高い専門知識を持った鑑定人、アジャスターだけでは要員が不足することから、支援社員を全国から派遣し対応している。しかし、鑑定人・アジャスターに比べ判断に時間がかかるなどの問題や、調査報告書を現場災害対策本部から保険金支払い処理を行うバックアップセンター※1への回送に時間を要するケースもあり、迅速な保険金支払いに課題を有していた。
※1保険金の支払手続きなど、後方事務処理全般を実施する拠点
■2.リアルタイム損害調査を可能とした『視界共有システム』
スマートフォンを活用した『視界共有システム』は、主として自動車事故の新たな損害調査手法として導入されたものである。高品質な動画映像により、アジャスターが修理工場を訪問しなくても、リアルタイムで損害を確認し、修理内容を打合せることが出来る特性を活かし、迅速な修理着工・納車や保険金支払いにつながる仕組みとして、同社では、2016年から一部整備工場とトライアル利用を開始し、2018年6月から全国展開をおこなっている。
■3.大規模災害への『視界共有システム』の利用
同社では、大阪府北部地震及び、平成30年7月豪雨災害において、『視界共有システム』により、支援社員が被災現場からバックアップセンターにいる鑑定人・アジャスターに動画を送信し、損害調査を行うことで、次のような効果を得ている。
・支援社員が立会調査を実施した際、専門知識が必要な損傷があった場合でも、『視界共有システム』により現場から離れたバックアップセンターにいる鑑定人、アジャスターが遠隔地から判定することで、支援社員が現場で適切な損害調査を完結することができる。
(従来は、再度鑑定人を派遣するなど時間を要するケースがあった)
・鑑定人、アジャスターは『視界共有システム』により、損害調査報告書を作成することができ、迅速な保険金支払処理が可能となる。調査実施当日に保険金支払い決裁が完結する事例もあり、大幅な保険金お支払日数の短縮につながった。
(従来は、支援社員が調査を終え事務所に戻った後に、調査報告書を作成し、バックアップセンターに郵送)
自動車の損害調査に加えて、家屋の損害に関しても最新技術を駆使した調査にニーズがあり、有効であることから、同社では引き続き、大規模災害で被災されたお客さまへの迅速な保険金の支払を実施するなど、これまで以上に迅速な対応でお客さまを全力でサポートしていく。

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