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損害保険協会、協会長ステートメントを発表

損害保険協会(原典之会長)は、協会長ステートメントを発表した、協会長としてこの1年間の主な取組みや出来事を振り返り、報告と所感を述べている。
「2017年度は、第7次中期基本計画(2015年度~2017年度)の最終年度であり、「損害保険業の健全な発展と信頼性向上を通じて『安心・安全な社会づくり』に貢献する」という同計画の目標達成に向け、重点課題を中心に総仕上げに取り組んできた。主な取組みは、後記「一年間の取組みについて」のとおりである。
こうした取組みと並行して、第8次中期基本計画(2018年度~2020年度)を策定し、本年4月からスタートした。同計画は、創立100周年を迎えた同協会が新たな時代へ次の一歩を踏み出す土台となるものである。過去100年の振り返りと今後の環境予測等をもとに、損害保険業界がこれからも持続的に成長していくために目指すべき方向性を「環境変化への迅速・的確な対応」、「お客さま視点での業務運営の推進」、「より強固で安定的な保険制度の確立」および「国際保険市場におけるさらなる役割の発揮」という4つに整理し、それぞれの方向性において、同協会が重点的に取り組むべき課題を設定した。重点課題は「技術革新への対応」、「保険会社・代理店の業務品質の向上」など11項目に亘り、既にそれぞれ取組みを開始している。各重点課題について、今後、より一層取組みを加速していく」
●一年間の取組みについて
(1)創立100周年記念式典の開催
(2)自然災害への取組み
ア.防災・減災に向けた取組み
イ.地震保険の普及促進と業界の態勢整備
(3)グローバル化への取組み
ア.アジア諸国に対する保険技術支援の取組み
イ.国際規制等に対する意見発信
ウ.海外関係機関等との連携強化
(4)業務品質の向上に向けた取組み
ア.ガイドラインのフォローアップ
イ.損害保険トータルプランナーの増加に向けた取組み
ウ.マネー・ローンダリング等への対応

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