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アニコム損保、LINEのトーク上から保険加入できる業界初のサービスを開始

アニコム損保は、コミュニケーションアプリ「LINE」のトーク上から保険の加入ができる、業界初のサービスを開始した。2017年に発表したLINEでの保険金請求サービスをはじめ、保険×テクノロジー(インステック)を駆使することで進化を続け、顧客利便性の向上に努めていく。
【1.本サービスの4つの特徴】
①保険手続きの面倒さを、チャットボットで解消
保険加入は、「項目が多くて面倒」「どこに記入するか分からない」など、不便な点が多く、同社においても、手続き途中であきらめてしまう人が多いことが課題であった。しかし、LINEでチャットボット(自動応答システム)を使うことで、そうしたお客様の負担を解消し、操作そのものの時間を従来の1/5程度に削減した。保険料の見積りだけなら、わずか30秒で可能。
②シンプルな操作でサクサク
操作は、直感的でとてもシンプル。多くの方が使いなれた「LINE」のトーク画面で回答していくだけ。可能な限り、手入力の項目を減らし、タップ選択とすることで、サクサク進められる。
③「手続き」を「体験」へ
コミュニケーションアプリならではの仕掛けも用意。楽しみながら手続きを進められるよう、手続き途中で応援メッセージが出てきたり、手続き完了後には、ペットの写真付き保険加入お祝いメッセージが送られるといった工夫も。単なる保険の「手続き」ではなく、「体験」へと昇華させている。
④個人情報保護への配慮
氏名・住所・クレジットカード情報といった個人情報の入力は、LINEトークではなく、専用のWEBページで行うことで、万が一の事態が起きても、その履歴がトークに残らないよう最大限個人情報保護への配慮をしている。
【2.LINEを使った同社サービスの実績】
①インステックへの取組み
アニコム損保では、モビルス株式会社と協働し、2017年5月に最短1分で完結できるLINEのトーク上での保険金請求サービスを世界で初めて実装するなど、インステックの分野において、独自の実績を積んできた。このサービスは、リリース後1年で既に利用率が10%を超え、多くの契約者から好評を得ている。今回スタートする、LINEでの保険加入サービスにおいても、新たなインステックの取組みとして、業界をリードすべく進めていく。
②CRMへの取組み
保険の手続きだけでなく、LINEを使ったCRM(Customer Relationship Management)にも注力している。2017年6月には、契約者向けサービスとして、獣医師に直接LINEで相談できる『どうぶつホットライン 』を開始。リリース後、約1年で獣医師への相談件数は、のべ4,800件以上にのぼり、ペットの体調に悩む飼い主が気軽に専門家へ相談できる窓口を設けることで、契約者の満足度向上に努めてきた。2018年5月22日には、『#withlist~さよならまでにキミとやりたい3つのこと』といったLINE上で実施できるキャンペーンも開始し、対象を契約者以外にも広げたサービスを展開している。

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