あいおいニッセイ同和損保、「データソリューション室」を新設
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あいおいニッセイ同和損保は、6月1日付けでデータソリューション室を新設した。
同社は2015年に買収した英国Box Innovation Group社において、64億㎞のテレマティクス走行データとそれに付随する事故データを持ち、また日本・欧州・米国・アジアの世界4極で進めているテレマティクス事業においても日々テレマティクスデータが蓄積されており、その量は業界トップレベルにある。デジタル社会の本格到来によるお客さまニーズやマーケットの変化に迅速に対応し、特色あるビジネスモデルを構築するため、同社の持つビッグデータ資源を活用し、先進的なソリューションを提供することを目的としてデータソリューション室を新たに設置することとした。
データソリューション室は、現場へのデータサイエンス活用の推進を主たる業務とし、それに加え、日本国内においては、滋賀大学との産学連携による共同研究やデータサイエンティストの育成をはじめ、社外関連団体や提携各社との取り組みを深化させていく。また欧州・米国・アジアの同社グループ各社の専門人財とも連携することで、同社はデータサイエンス分野における知見をグローバルに展開していく。当初メンバーはデータサイエンティストなど専門人財を中心に10名規模でスタートするが、今後専門人財の採用と育成により体制を拡大していく。
同社は、今後環境の変化に迅速に対応していきながら、ビッグデータの高度な活用のさらなる促進、新たな付加価値創造と安心・安全な社会の構築に貢献していく。