損保ジャパン日本興亜の地方自治体向けの防災・減災費用保険の展開が第3回サステナブルファイナンス大賞で「優秀賞」を受賞
損保ジャパン日本興亜の地方自治体向けの防災・減災費用保険の展開が、第3回サステナブルファイナンス大賞の「優秀賞」を受賞した。
■地方自治体向けの防災・減災費用保険の概要
防災・減災費用保険とは、全国の自治体を対象に、自然災害時の避難にかかる自治体の負担費用を補償する保険商品。自然災害が増加するなか、自治体は住民の安全を守るため、迅速かつ適切な避難勧告の発令が求められている。このような環境に適応し、損害が発生する前に自治体が負担する予防的費用を補償する世界初の商品として、2017年4月に全国市長会、5月に全国町村会の制度に採用され、提供を開始した。保険料は国によって一部負担がされており、各自治体から注目されている。
■サステナブルファイナンス大賞について
サステナブルファイナンス大賞とは、環境問題を金融的手法で解決する「環境金融」の普及・啓蒙活動を展開する一般社団法人環境金融研究機構(RIEF)が、2015年から始めた表彰制度。環境保全を軸にサステナビリティ要因を踏まえた資金供給や、環境金融商品・サービス・取り組みを展開する金融機関等を表彰対象としている。