三井住友海上、リスク感知能力養成アプリ「リスクハンター」を開発、倉庫内の事故防止に向けた従業員学習ツール
三井住友海上は、スマートフォン向けリスク感知能力養成アプリ「リスクハンター」の提供を、12月から開始した。
「リスクハンター」は、360度カメラで撮影した倉庫内の映像を見ながら、危険がある場所を探し、画面をタッチする学習ツール。主に物流事業者の従業員を対象に、スマートフォンを操作しながらゲーム感覚で学ぶことができ、貨物事故防止に活用できる。
1.開発の背景
近年の労働力不足を背景に、非熟練労働者やアルバイト従業員が増加しており、企業の安全管理者にとって貨物事故の防止が重要な課題となっている。こうした課題の解決を支援するため、同社は同アプリを開発した。
2.リスク感知能力養成アプリ「リスクハンター」の概要
(1)対象者
すべての法人企業(同社の契約者以外も利用可能)
(2)利用方法
お客さまから同社へ所定の利用申込書を提出し、同社は専用ページのURLとID・パスワードを企業の安全管理者へ案内する。管理者は専用ページで従業員ごとの成績状況等を確認することができる。
(3)利用料:無料
※ただし、アプリをダウンロードする際の通信費は、スマートフォン等の端末を所有する人の負担となる。