トーア再保険がロイズからSPAの設立に関する原則的な承認を取得
トーア再保険は、10月26日付で、ロイズより Special Purpose Arrangement(以下「SPA」)の設立に関する原則的な承認を取得した。今後、ロイズによる正式認可を前提に、2018年1月1日より引受を開始する予定。
SPA は、ロイズのホストシンジケートが引き受けた(再)保険契約を比例再保険で引き受けるロイズシンジケートの一形態である。同社が設立する SPA6132(2018 年のキャパシティ(当初見込): GBP 31.4 Million)は、Barbican Insurance Group の BarbicanSyndicate 1955 をホストシンジケートとし、同シンジケートの Whole Account QuotaShare再保険契約の引受を行う予定。
また、SPA の管理・運営を行うマネージングエージェントとして、ホストシンジケートと同じBarbican Managing Agency Limited を選定した。
Barbican Syndicate 1955 は、2007 年に設立されたシンジケートで、経営陣・主要なアンダーライターはロイズおよび保険会社において 20 年以上の豊かな経験を有するスペシャリストで構成されている。
同社は、今回の SPA の設立を通じ、ロイズマーケットへのアクセスの強化によって欧州の損害再保険ビジネスの基盤強化を図り、同社グループのさらなる持続的成長に向けた取組みを進めていくとしている。