日新火災、寺社向けの火災保険「神仏仏閣プラン」を販売
日新火災(以下、同社)は、事業者向け火災保険「ビジネスプロパティ(企業財産総合保険)」に、「神社仏閣プラン」を新設し、2017年10月(保険期間の開始日が10月20日以降)から販売を開始している。
神社や寺院の建築物は、「特殊な技術が多用されている」「建築後の年数が経過している」等の理由により、その建物の評価が難しく、適切な評価額で火災保険を契約することが困難なケースが多くある。
こうした状況の中、専門の鑑定人が寺社の建築物を無料で評価する同社の「物件調査サービス」が好評を得ている。同社は、寺社関係者のニーズにさらに応えたいと考え、このたび神社仏閣特有の事故を補償する「神社仏閣プラン」を発売することとなった。。
また、同社は、同商品の発売を記念し、公益財団法人京都古文化保存協会へ、消火器265本を寄贈した。神社仏閣等の貴重な文化財を、火災の被害から守ることを目的としており、同協会への寄贈は今回が3回目となる。
▽神社仏閣プランの特長
同プランは、「ビジネスプロパティ」に神社仏閣特約をセットしたプラン。神社仏閣特有のリスクを補償することができる。
(1) 神社仏閣特約
風災等により敷地内の立木竹が倒木または幹折れした場合に、その立木竹の取片づけ清掃費用、搬出費用を補償するもの。また、屋外に保管しているお賽銭に生じた盗難も補償する。
(2) ビジネスプロパティ
火災、風災等の自然災害による財産損害リスクに関する補償および参拝者や近隣住民に対する賠償責任リスクに関する補償等を自由に選択することができる、事業者向け火災保険。