三井ダイレクトが『UCDAアワード2017』において、アナザーボイス賞(保険・クレジット・公共サービス分野)を受賞
三井ダイレクトは、一般社団法人 ユニバーサル コミュニケーション デザイン協会が主催する『UCDAアワード2017』において、アナザーボイス賞(保険・クレジット・公共サービス分野)を受賞した。昨年・一昨年の2年連続『UCDAアワード』受賞に続いての受賞であり、また今年度は損害保険会社で唯一の受賞となった。
UCDAアワードは、企業(団体)・行政が生活者に発信するさまざまな情報媒体を、産業・学術・生活者の知見により開発した尺度を使用して「第三者」が客観的に評価し、優れたコミュニケーション デザインを表彰するものである。今回受賞した『アナザーボイス賞』は、選考する生活者・専門家のうち、生活者の評価が高い対象物に贈られる賞である。
受賞理由は以下のとおり。
・情報量を抑えることでメリハリのあるレイアウトを実現している
・色使いと手続きのわかりやすさは、生活者から圧倒的な支持を得た
・色数の抑制や文章の簡素化、フォントの工夫など意欲的に改善へ取り組み、可読性を高めている
今回の評価対象物である「払込依頼のお知らせ」について、同社では、月払で保険料を払い込んでいるお客さまのクレジットカードが利用できない場合に発送する案内書面が該当する。この書面は万が一の事故の場合の保険金の支払とも連動するなど、非常に大切なご案内となっている。一方で、未払い保険料の払込期日と補償との関係など、一般消費者の方には分かりづらい面もある。
同社では、改善に向けては社内で検討チームを立ち上げ、できるかぎり情報量を減らして簡素化するとともに、手続期限や必要となるお手続きについては、一見して分かるよう図やWebサイトの画面を活用した案内書面をあらたに作成した。これらの改善取組が評価され、今回の受賞に繋がったものと考えている。