東京海上日動、東京海上日動リスクコンサルティング、訪日外国人のレンタカー利用に対する、事故削減コンサルティングの提供開始
東京海上日動と東京海上日動リスクコンサルティング(「TRC」)は、近年の訪日外国人のレンタカー事故増加を背景に、2017年10月中旬よりレンタカー事業者向けに訪日外国人のレンタカー利用に対する事故削減ツールやコンサルティングサービスの提供を開始した。
1.背景・目的
国土交通省によると、近年の訪日外国人の増加により、レンタカーを利用する訪日外国人も年々増加しており、2011年から2015年の5年間で約4倍に増加している。このような状況の中、今般、複数の大手レンタカー会社からの協力を得るなどして、訪日外国人の運転リスクに関する独自調査・分析を行った。その結果、日本との交通教育や交通環境の違い、違反の発生状況から見える運転習慣の違い等が、背景にあることが判明した。
2.コンサルティングサービスの概要
訪日外国人の運転リスクに関する独自調査結果を、レンタカー事業者に無償で提供する。また、リスク実態に基づく対策ツールや、個社ごとの分析を可能にしたツールを提供する。さらには、ツールの提供に加えて、TRC が実際の店舗を訪問の上、レンタカー貸し出し時の説明方法を調査・評価し、そこから見える課題に対して、リスク実態に即した改善案を提示する。