東京海上日動が「ベンチレポートサービス」を開始
東京海上日動は、10月1日より「サイバーリスク総合支援サービス」の新たなサービスとして、「ベンチマークレポートサービス」の提供を開始する。
このサービスは、サイバーリスク関連のデータ収集・分析およびリスク評価モデル開発に専門性を有するサイエンス社との戦略的提携契約によって実現したサービスであり、同社サイバーリスク保険に加入のお客様への情報提供の強化や、更なる事故削減の推進を目的として、同社サイバーリスク保険に加入のお客様に対し、無料で提供する。
■「ベンチマークレポートサービス」の概要
米国シリコンバレーのサイバーリスク分析プロバイダーであるサイエンス社と提携し、企業がさらされているサイバーリスクの要因を様々な角度で分析し、「サイバーリスクベンチマークレポート」としてご提供する。同サービスによって、自社のサイバーリスクについて同業他社と比較したり、環境変化やセキュリティ対策によって自社のリスクがどのように変化しているのかを定期的に把握することが可能となる。
(1)「サイバーリスクベンチマークレポート」の特長
・特長 内容
①お客様のリスク実態に即した分析が可能
お客様の自己申告ではなく、客観的な外部情報に基づいてリスクを分析し、スコアリングする。お客様が外部からどのように見えているかといった観点で参考となるレポートを提供する。
②攻撃者の視点からお客様のサイバーリスクを多角的に分析
サイバーリスクの要因を、セキュリティの脆弱性等の技術的リスク指標だけでなく、企業が攻撃者の標的となる可能性を表すリスク指標にも焦点をあて、様々な角度からリスクを分析する。
③業界内におけるお客様のリスクをベンチマーク
お客様のリスク指標が業界内でどの位置にあるのかを客観的に把握し、今後のセキュリティ対策に役立てることができる。
④お客様のリスク推移を定期的に把握可能
変化の激しいサイバーリスクの定点観測を行うことにより、リスク指標の推移を定期的に把握し、対策の立案等に活用できる。
(2)サービス対象
同社「サイバーリスク保険」に加入のお客様
(3)サービス提供開始時期
2017年10月1日以降始期契約より提供を開始する。