三井住友海上が「シェアエコプロテクター(認証制度対応型)」を発売
三井住友海上は、8月中旬から、一般社団法人シェアリングエコノミー協会が導入した「シェアリングエコノミー認証制度」を取得したプラットフォーム事業者を対象に、シェアリングビジネスに関わるさまざまな賠償リスクを包括的に補償する専用保険「シェアエコプロテクター(認証制度対応型)」の販売を開始する。
シェアリングエコノミー市場は、今後さらなる成長が見込まれており、政府が閣議決定した成長戦略「未来投資戦略2017」においても、重点施策として位置付けられている。一方で、誰もが参入できるため、プラットフォーム事業者がサービスを提供するうえで、事故やトラブル時の対応への不安解消など、安全性・信頼性の確保が課題となっている。こうした環境の中、当社と協会が連携して、シェアリング事業の安定的な発展のために、認証取得事業者向けの新たな保険を提供することとした。
同社は、今後も安心・安全なシェアリングエコノミー事業の推進に貢献していく。
商品の特長は次のとおり。
(1)幅広い補償
プラットフォーム事業者を加入者として、プラットフォーム事業者・サービス提供者・サービス利用者が負う賠償責任を総合的に補償する。
(2)幅広い分野の事業に対応
シェアリングエコノミー5分野(移動、空間、スキル、モノ、お金)のうち、従来引受対象としていた空間、スキル分野に加えて、新たにライドシェア等の移動分野の事業も引受対象とする。また、今後さらに引受分野の拡大を検討していく。
(3)認証制度と連動した保険料設計
認証を取得したプラットフォーム事業者に対して、業務内容とリスク実態に応じて割引を適用する。