三井住友海上とJTB総研、インバウンド事業支援で包括的業務提携を締結

 三井住友海上は、JTB総合研究所と、このほどインバウンド事業の支援に関する包括的業務提携を締結した。この提携は、三井住友海上が提供している訪日外国人の誘客に向けた各種支援サービスに、JTB総研の持つ専門知識等を反映させ、日本のインバウンド戦略を担う自治体や民間事業者、学校法人のニーズにより高いレベルで応えられる新たなサービスを開発することを目的としている。
 近年の訪日外国人の増加に伴い、国内での受け入れ態勢の整備に向けた支援ニーズが多様化するとともに、観光人材の育成が急務となっている。三井住友海上は、こうした環境変化を踏まえ、従来以上に高度な支援サービスを提供すため、インバウンド分野で豊富な知見やコンサルティング実績を有するJTB総研と提携することにした。両社は、自治体、日本版DMO、交通・宿泊関連の民間事業者、学校法人に対して、インバウンドビジネスに関する専門的なアドバイスや産学連携のサポートを行っていく。今後、両社は連携して、交通・宿泊関連事業者への支援サービスの拡充や観光人材の育成などの支援策について検討していく。

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