SOMPOリスケア、製品認証機関として認定を取得し業務開始
SOMPOリスケアマネジメントは、4月7日に公益財団法人日本適合性認定協会から「電気工作物の溶接」に関する製品認証機関として認定を受け、同日から「電気工作物の溶接部」の認証業務を開始した。
市場に流通する製品においては、品質に関する様々な基準を満たすことが求められており、その確認手段として、公平性かつ専門性の高い第三者機関(製品認証機関)による認証がある。こうしたなか、同社では、電気事業法に基づく登録安全管理審査機関として2000年から行ってきた火力発電設備の溶接部の安全管理審査業務での経験・ノウハウを活用し、今回の認証業務を開始することにした。
◆認証業務の概要
▽業務内容
SOMPOリスケアの担当者(評価員)が、火力発電設備の溶接部の製品認証取得を希望する企業に対し、規格に基づいて以下の4つの項目について評価する。一定の基準を満たした場合、認定書/承認書を交付する。
(1)溶接管理プロセス認証:電気工作部に関わる製品を製作する工場
(2)製品(溶接部)認証:電気工作部に関わる製品
(3)溶接施工法認証:電気工作物に関わる溶接施工法
(4)溶接士技能承認:電気工作物に関わる溶接士の技能
▽特長
(1)長年にわたる溶接安全管理審査業務を通じて培った経験・ノウハウを活用する。
(2)溶接部の知識・経験が豊富なSOMPOリスケアの評価員が、適切に評価する。
▽費用および所要日数
(1)溶接管理プロセス認証:120万円~(2~3日程度/回)
(2)製品(溶接部)認証:20万円~(1~2日程度/回)
(3)溶接施工法認証:30万円~(1~2日程度/回)
(4)溶接士技能承認:30万円~(1~2日程度/回)
※規模や立地条件により異なる。