三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保、電話通訳サービスを活用した4カ国語対応を開始

 三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保は、11月1日から電話通訳サービスを活用した「4カ国語対応」(英語、中国語、韓国語、ポルトガル語)を開始する。このサービスは、多言語対応の充実を図ることにより、日本語でのコミュニケーションが困難な顧客に対する迅速かつ高品質なサービスの提供を目的としている。
 具体的には、顧客、保険会社の担当者、通訳オペレータの3者が電話回線を同時接続し、顧客と担当者が通訳オペレータを介して会話することで、リアルタイムでスムーズなやりとりを可能にする。今後、両社では通訳体制の整備を通じて対応言語を拡充していくほか、外国人向け各種帳票の充実を図るなど、サービス向上に努めていく。
 訪日外国人客数は2015年に過去最高の1973万人に到達し、20年には東京オリンピック・パラリンピック開催も決定するなど、日本国内において外国人旅行客・居住者の増加が見込まれる。これに伴い、今後外国人の顧客も増えていくと予想され、多言語での迅速かつ丁寧な対応が求められる。こうした環境変化を踏まえ、事故対応サービスおよび顧客相談窓口における多言語対応を強化するため、4カ国語対応を開始することにした。
◆「4カ国語対応」サービスの概要
▽対応言語
 英語、中国語、韓国語、ポルトガル語
▽対象種目
 自動車、火災、傷害、新種
▽対応拠点と対応時間
〇事故受付センター…英語:全日24時間、英語以外:全日9時~22時
〇全国の事故対応センター…平日9時~17時
〇コンタクトセンター…平日9時~20時(あいおいニッセイ同和損保は平日9時~19時の対応)、土日祝日9時~17時
※三井住友海上は、これまでの3カ国語(英語・中国語・韓国語)に加え、ポルトガル語対応を開始。また、事故受付センターでの英語対応を24時間に拡充する。あいおいニッセイ同和損保は、これまでの事故受付センターでの英語対応(24時間)に加え、4カ国語対応および全国の事故対応センター・コンタクトセンターでの対応を開始。

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