チューリッヒ、インターナショナル・プログラムの代理店向け教育研修制度を開始

 チューリッヒ保険会社は、来年1月から海外へ事業展開する企業の保険を、各国の諸規制を考慮した上で一元管理する保険ソリューションであるインターナショナル・プログラムに関して、同社と委託契約のある保険代理店・保険ブローカーを対象にした教育研修制度「Z-Metis(ゼットメティス)」を開始する。
 チューリッヒのインターナショナル・プログラムは、国により異なる保険および税金に関する諸規制に対応し、各国の保険を一元的に管理できる保険ソリューション。日本企業のグローバル化の進展に伴い、海外子会社のリスク管理が課題になるとともに、インターナショナル・プログラムに対する需要も増大傾向にある。また、保険代理店・保険ブローカーは、グローバル企業の要望に応え、最適な保険ソリューションを提案する能力が求められるようになっている。このような状況に応えるため、今回の教育研修制度を導入した。
 この教育研修制度を通じて、受講者は「インターナショナル・プログラムの役割や必要性」「各国の付保規制、特殊な保険特約の活用方法」「各国の現地保険手配ルール」「各国における保険事故処理やリスク調査を活用した顧客への価値創造提案」「インターナショナル・プログラムの組成から、海外の保険事故処理業務まで一貫した知識」などを習得できる。また、研修終了後、筆記試験に合格するなど履修条件を満たした受講者には履修証明書が授与される。
 なお、同様の教育研修制度を、チューリッヒのグループ会社がオーストラリアやシンガポールで先行導入しており、その経験と知見を日本での取り組みにも活用していく。
◆「Z-Metis」の概要
▽開催時期
 プログラム所要日数は4日間。年間3プログラム(3開催)を予定している。
〇第1プログラム:2017年1月24日、2月7日、13日、21日
〇第2プログラム:2017年5月中旬~6月中旬の間で4日間
〇第3プログラム:2017年9月中旬~10月中旬の間で4日間
▽場所:チューリッヒの中野本社オフィス
▽募集人員:1プログラム(1開催)あたり10人

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