損保ジャパン日本興亜、LGBTに関する取り組み評価で「シルバー」認定

 損保ジャパン日本興亜は、このほどLGBTの取り組みにおいて、性的マイノリティに関するダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援する任意団体「work with Pride」(wwP)から、企業の性的マイノリティ(LGBT)に関する取り組みの評価指標「PRIDE指標」において「シルバー」認定を獲得した。この認定は、(1)Policy(行動宣言)、(2)Representation(当事者コミュニティ)、(3)Inspiration(啓発活動)、(4)Development(人事制度・プログラム)、(5)Engagement(社会貢献・渉外活動)の5つの評価指標で採点するもの。同社は、4項目を満たし評価を獲得。
 損保ジャパン日本興亜では、以前から全社員向けのCSR研修において「LGBT学習コンテンツ」を導入し、LGBTに関する理解を深めてきた。より働きやすい職場環境の構築に向け知識を深めることに加え、社員がアライ(支援者・理解者)になるための勉強会を開催。勉強会には、SOMPOホールディングスグループの社員約120人が参加し、アライとして職場や個人でできることを学びロープレを通じ理解を深め、当日、アライを表明した社員に対し、LGBTフレンドリーステッカーを配布し、それぞれの職場において良き支援者・理解者として働きやすい職場環境づくりをリードしていくことを宣言した。
 また、研修施設に「ジェンダーフリートイレ」、本社診療所に「誰でも更衣室」を設置するなど、インフラ面からのLGBT対応(バリアフリー化)を進めている。このほど、本社ビルにも、同様に「ジェンダーフリートイレ」を設置した。
 同社では、ダイバーシティをグループの成長に欠かせない重要な経営戦略として位置づけ「Diversity for Growth」をスローガンに、引き続き、LGBTの社員が働きやすい環境の構築など、様々な取り組みを行っていくとしている。

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