三井ダイレクト損保、年末年始の長距離ドライブの動向などで調査を実施

 三井ダイレクト損保は、11月10、11日の2日間、19~69歳・全国の運転免許保有者で、年末年始(12月22日~2017年1月3日)に高速道路を利用して車の長距離ドライブをする、もしくはする予定のある男女に対し、「年末年始の長距離移動」と「エコドライブ」についてのインターネットリサーチを実施し、1000人の有効回答を得た。
 それによると、年末年始の長距離移動は、年内が12月23、24日の午前中および30日の午後、年始は1月1、2、3日の午前中と午後に回答が集中。渋滞解消のため支払可能な平均金額は4738円で、東日本が5002円、西日本が4474円となった。また、66.4%のドライバーが燃費を意識して「発車時はアクセルをゆっくり踏む」運転を実践。
 このアンケート結果について、渋滞学の権威で、東京大学先端科学技術研究センターの西成活裕教授は、「今年は曜日の影響もあり、年始により渋滞がひどくなりそうですね。私の研究している『渋滞学』の観点からいうと、渋滞を起こさないためには『車間距離の確保』や『加減速の少ない安定走行』等、ドライバーの心がけでできることもありますので、ドライバー全体でそうしたことを意識してこの季節を乗り切りたいですね」とコメント。

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