東京海上日動、「ちょいのり保険」の商品改定を実施

 東京海上日動は、「ちょいのり保険」(1日自動車保険)について、被保険者の複数人設定や、補償期間の24時間化などの改定を実施し、2017年4月1日以降に保険責任を開始する契約を対象に提供する。
 「ちょいのり保険」は、2012年1月に販売を開始し、今年10月末時点の累計利用申込件数は284万件となっている。販売を重ねるなかで、「1台の車を複数人で運転する場合に、人数分の申し込みが必要となるのを改善してほしい」「日付が変わる直前に加入した場合でも、24時間以内の補償しか必要ない場合は、1日分の保険料にしてほしい」といった顧客の要望があり、使いやすさと商品魅力の向上を図るため、商品改定を実施することにした。
◆主な改定内容
▽被保険者の複数人設定(追加保険料定額方式)【業界初】
 一度の申し込みで最大3人まで被保険者を追加登録できるようになり、合計4人まで補償できる。その場合の追加保険料は、追加登録する被保険者の人数にかかわらず、プランごとに定額となる。
【保険料例(車両補償なしプランの場合)】
〇改定前の被保険者数別の保険料…1人:500円、2人:1000円、3人:1500円、4人:2000円
〇改定後の被保険者数別の保険料…1人:500円、2~4人:750円(500円+250円)
▽補償期間の24時間化
 補償期間を保険責任開始時刻から24時間とする。これによって、例えば、22時から翌日22時まで加入する場合は、従来は2日分の保険料が必要だったが、改定後は1日分の保険料となり加入しやすくなる。
▽車両補償ありプラン(プレミアム)の新設
 従来の車両補償ありプランに対して、「車両補償の免責金額を15万円から10万円に引き下げ」「弁護士費用等補償特約のセット」をしたプランを新設。
▽対物超過修理費用等補償特約の自動セット
 すべてのプランに「対物超過修理費用等補償特約」を自動セットする。

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