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SOMPOホールディングス、米国のインキュベーター「Aging2.0」と提携

SOMPOホールディングスとSOMPOケアは、シニア市場に特化した米国のインキュベーター「Aging2.0」と日本企業初のプレミアムメンバーとして提携した。
また、SOMPOHD、SOMPOケア、Aging2.0、デジタルヘルスコネクト(インフォコム社が主催する日本初ヘルスケアITイノベーションプログラム)は、4者共同で、「“世界に誇れる豊かな長寿国日本”を実現するスタートアップビジネスコンテスト」を4月26日に東京で開催する。
▽Aging2.0との提携
超高齢社会が進展し、日本における介護事業の重要性が高まるなか、業界の課題とされているサービス品質・安全性の向上と介護職員の負担軽減を図る手段として、デジタル技術活用の重要性が増している。このような環境下、SOMPOHDとSOMPOケアは、超高齢社会向けのデジタル分野におけるインキュベーターである米国のAging2.0と提携。同インキュベーターとの提携は、日本企業としては初めてとなる。
この提携を契機に、日米を中心としたグローバルレベルでのスタートアップ(新しいビジネスを創造し、高い成長率を維持する事業体)の発掘、共同実証などを通じた育成、SOMPOHDが抱える介護サービスへの本格導入という、介護に携わるスタートアップのエコシステム構築を目指す。
Aging2.0は、超高齢社会における様々な課題に取り組む起業家を支援する「グローバルイノベーションプラットフォーム」。Aging2.0は、起業家と関連事業者などとのコミュニティー形成や起業プログラムの提供、イベントの開催等を通して、起業家を育成・支援している。
▽ビジネスコンテストの開催
4者共同主催により、世界に誇れる豊かな長寿国日本を実現するスタートアップを対象に、シニア向けビジネスサービスのコンテストを開催する。入賞したスタートアップは、サンフランシスコで開催されるAging2.0 OPTIMIZE 2017への招待や、SOMPOケアグループの介護現場における実証実験の権利が授与されるなど、世界各国のシニア向けビジネスサービスに関する情報収集や今後の自社サービスの技術向上の機会を得ることができる。
SOMPOHDとSOMPOケアは、このビジネスコンテストを皮切りに、日本および世界各国で選ばれたスタートアップとともに、介護業界の変革をグローバルで目指していく。

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