AIU、ジャパン・レジリエンス・アワードで最優秀レジリエンス賞
AIUは、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会が主催する「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2017」において、国土保全・交通物流分野における最優秀レジリエンス賞を受賞した。
同アワードは、全国で展開されている次世代に向けたレジリエンス社会構築への取り組みを発掘、評価、表彰する制度。今回、AIUは、自社を核とした防災・減災に関わるネットワーク構築が評価され、初めての受賞となった。
同社が実施する防災・減災に関わる取り組みは、自社だけで実施するものに加え、様々な企業、自治体、学校などステークホルダーと実施しており、その活動は多岐にわたる。同社は様々なステークホルダーとの連携により、「いのちを守る地域レジリエンスネットワーク」を構築し、その提供を通じて地域における防災・減災の活動を積極的に支援している。
具体的な事例として、高知県内においてはAIUが核となり、中小企業を構成員とする団体「法人会」、南国市をはじめとする自治体、小中学校や大学といった教育機関、そして植樹団体など、各ステークホルダーをつなぎ、防災・減災に関わるネットワークを構築した。そのネットワーク内では、自治体との防災協定の締結、海岸近くの小学校への植樹活動、地形ジオラマ制作による津波発生リスクの可視化や被害想定の情報収集や対外発信、こども防災サミットのサポート、中小企業向けBCP(事業継続計画)コンサルティングの提供などを行い、地域における防災・減災の意識向上や災害への事前対策の構築に貢献。とくに植樹活動は、津波の危険性が高い地域における国土保全の観点からも、重要な取り組みとして推進している。