損保ジャパン日本興亜福祉財団、社会福祉分野で活動する41団体のNPOに助成を決定

 損保ジャパン日本興亜福祉財団は、2016年度NPO基盤強化資金として、社会福祉分野で活動する41団体を対象に、合計約1600万円の助成を決定した。NPO基盤強化資金助成は、NPOの活動基盤強化に必要な資金を支援するもので、地域福祉を支えるNPOが組織を強化し、地域での信頼性を向上させ、地域に根付いた持続的な事業活動ができるよう支援していくことを目的としている。今年度は、「組織の強化と事業活動の強化の助成」と「認定NPO法人取得資金の助成」の2つのプログラムで助成先を募集した。
▽組織の強化と事業活動の強化の助成
 今年度は、東日本地区を対象に公募したところ、137件の応募があった。団体の基盤強化や、地域課題の解決に大きく貢献することなどを選考基準として、21団体に合計1019万円の助成を決定した。
▽認定NPO法人取得資金の助成
 日本全国の社会福祉分野で活動し、認定NPO法人の取得を計画している特定非営利活動法人を対象に公募したところ、49件の応募があった。地域課題解決への貢献度、認定取得に対する取り組みの進捗、認定NPO法人の活用方法などを選考基準として、20団体に1団体30万円、合計600万円の助成を決定した。

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