共栄火災、25年目となるバレンタイン・チャリティー募金を実施

 共栄火災は、毎年恒例の「義理チョコ、あげたつもり・もらったつもり」バレンタイン・チャリティー募金を実施した。この活動は、職場でなかば儀礼的となった義理チョコの配布を「もっと有意義な目的に使えないか」と考えた女性社員の発案によって自発的に始まったもので、バレンタインデーの義理チョコやホワイトデーのお返しをあげる代わりに、その費用の一部を1口500円で募金しようという活動。
 集まった募金は毎年、NGO「マザーランド・アカデミー・インターナショナル」を通じて、西アフリカ・マリ共和国の難民支援のために活用されている。1993年に始まって以来途絶えることなく続けており、今年で25年目となる。
 今年の活動は、昨年に引き続き、マザーランド・アカデミー・インターナショナルがマリ共和国のサハラ砂漠南端地域にある難民キャンプで取り組む、水田づくりに役立ててもらうために「田んぼ作ろう!プロジェクト」として展開された。1月23日~2月3日のチャリティー実施期間中に、女性社員を中心とするボランティア推進チームが始業前に出社する社員や各職場のメンバーに対し積極的に参加を呼びかけた。ボランティア推進チームは、この活動を発案した女性社員有志により1993年に結成され、以来社員から社員へと引き継がれ、現在も女性を中心とする38人のメンバーが活動している。
 集計の結果、全国の社員や関連会社の個人からの募金は113万5618円となり、これにマッチングギフト(会社からの寄付)56万7809円を加え、総額170万3427円をマザーランド・アカデミー・インターナショナルに寄付した。なお、これまで25年間の募金総額は約3600万円となり、水田づくりのほかにも、井戸やくすりハウス(医薬品保管庫兼学習所)の建設、医薬品の援助、砂漠化防止のための植林などに活用されている。

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