MS&ADグループ、世界銀行「サステナブル・ディベロップメント・ボンド」へ投資

 MS&ADインシュアランスグループホールディングスは2月10日、傘下の三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保、三井住友海上あいおい生命、三井住友海上プライマリー生命の4社が、世界銀行(国際復興開発銀行)の発行するサステナブル・ディベロップメント・ボンド(SDB、私募形式:1億2000万ドル、約135億円相当)に投資したと発表した。
 今回のSDBは、世界銀行がMS&ADグループ向けに発行したもので、世界銀行が単独の保険グループを対象に債券を発行するのは初めて。SDBは、世界銀行が開発途上国の貧困削減および開発支援のために取り組む、教育・保健・インフラ・行政・農業・環境等の幅広い分野のプロジェクトを支えるために国際資本市場で発行される。MS&ADグループが投資した資金は、開発途上国の持続的発展を目的とするプロジェクトへの融資案件に活用される。

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