損保協会、協会長ステートメントを発表
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損保協会の舩曵真一郎協会長は、この1年間の主な取組を振り返りを発表した。
1.はじめに
「この一年を振り返りますと、全国各地で集中豪雨や暴風が頻発し、今年度に入っても、規模の大きい地震が続けて発生する等自然災害の脅威は衰えることなく、国民の日常生活を脅かしています。損害保険業界は、被害に遭われた方々への迅速かつ適正な保険金支払に尽力するとともに、リスクへの備えに対する意識向上に資する取組に引き続き注力します。 今、わが国を取り巻く環境は歴史的な転換点にあります。4月には、日経平均株価の終値が史上初めて6万円の大台を突破し、資本市場は新たな局面を迎えている一方で、中東情勢の緊迫化に伴うエネルギー価格の上昇、サプライチェーンの分断や、常態化した物価高が人々の生活や企業経営を圧迫し続けています。社会の不確実性が高まる中で、リスクの担い手である当業界の社会的使命は、かつてないほど重くなっています。
当業界には、国民生活の安定と国民経済の発展に貢献する使命があることを再認識し、経済の成長を支える商品・サービスの提供等を通じて、わが国の成長に貢献する活動を継続して前進させていきます。」
2.主要な取組
この一年間は、お客さまと社会からの信頼回復に向けて、「顧客本位の業務運営の徹底」と「健全な競争環境の実現」を最優先に位置づけ取組を進めてきた。また、第10次中期基本計画の重点目標である「損保業界の成長を支えるビジネス基盤の整備」「社会・保険制度のレジリエンス強化」「消費者・事業者へのリスクマネジメントの理解浸透」の取組も着実に進めてきた。加えて、改正保険業法が施行されることを踏まえて、各種対応を行ってきた。
(1)お客さまと社会からの信頼回復に向けた取組
① 保険代理店の募集品質向上に資する取組
ア.代理店業務品質評価制度の本格運用
イ.募集人資格制度の再構築
② 企業におけるリスクマネジメント意識向上取組
③ 監督指針等の改正を踏まえた対応
(2)第10次中期基本計画・重点目標に関する取組
① 損保業界の成長を支えるビジネス基盤の整備
② 社会・保険制度のレジリエンス強化
③ 消費者・事業者へのリスクマネジメントの理解浸透
④ 各種課題への取組
ア.自賠責保険運用益拠出事業
イ.新興国市場への支援
ウ.家庭科・社会科・公民科教員対象セミナーの開催
3.おわりに
「昨年6月に協会長に就任して以降、お客さまと社会からの信頼を取り戻せるよう、「顧客本位の業務運営の徹底」と「健全な競争環境の実現」を最優先に会員会社が一丸となって活動を進めてきました。
本年は、改正保険業法も施行され、保険業界は、まさに今、業界の構造そのものが変わる大きな転換点にあります。また、不確実性が高まる時代においては、多様な環境変化に機敏に対応し、当業界が社会全体のレジリエンスを支えるインフラとして十分に機能することが不可欠です。
安心かつ安全で持続可能な社会の実現に向けて当業界が果たす役割を改めて認識し、未来においても社会的役割を発揮できるよう、構造変革の歩みを止めることなく前進させていきたいと考えます。 」
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