東京海上日動、フォースバレー社との連携による「外国人材紹介ソリューション」の取扱開始
東京海上日動は、フォースバレー・コンシェルジュ株式会社(以下「フォースバレー社」)と資本業務提携契約を締結し、2025年10月から、外国人材紹介ソリューション事業(以下「本事業」)を開始する。
同社は、本事業を通じて、高いスキルを持つ外国人材と企業との最適なマッチングを実現し、安心して働ける就労環境の整備を支援することで、企業の成長に貢献していく。
1.背景
日本全国の労働力人口は、少子高齢化等により、2022年の6,902万人から2040年には6,002万人へと減少すると予測されている。※1政府は、人材不足が深刻な業種を対象に、一定の専門性・技能を有する外国人の在留資格(特定技能)を2019年に創設した。企業における外国人材の採用も増加している。
一方で、言語・文化の違い等により、企業と外国人材の間でミスマッチが生じるケースも多く、採用後の定着が課題となっている。同社は、企業が求める即戦力人材との最適なマッチングや、入社後の定着・生活支援の負担軽減を支援すべく、フォースバレー社と提携し、本事業を開始することとした。
※1 独立行政法人労働政策研究・研修機構2023年度版労働力需給の推計(速報)
https://www.jil.go.jp/press/documents/20240311.pdf
2.本事業の概要
①事業の目的と狙い
企業における外国人材の採用支援や、採用後に安心して働ける環境整備を支援するために、フォースバレー社の外国人材採用支援サービスを紹介する。
企業は、世界中から専門スキルと語学力を備えた即戦力人材を効率的に採用できるだけでなく、フォースバレー社から採用手続きや在留資格の申請、入社前の日本語教育等の支援を受けることで、外国人材の職場定着率を向上させることができる。
■フォースバレー社の主なサービス
フォースバレー社は、ネパールやインドを中心とした世界中の国々で、「英語力と専門スキルを有する人材」や「日本語力を有する人材」の豊富な母集団を持ち、各国政府・大学と連携しながら、高いスキルと就労意欲を持つグローバル人材の採用・就労支援等を行っている。
来日する外国人材に対しては、入国前の日本語・日本就労文化の研修、入社後にはフォローアップや日本での定着を支援することで、企業と外国人材双方の安心な就労環境をサポートする。
■サービス名(URL)/概要/在留資格
サービス名(URL):FourthValleyAcademy※2
概要:現地政府および大学と連携し、日本語教育や職種別研修を行い、日本で特に人手不足が深刻な運送・モビリティ・ホスピタリティ関連の専門人材を育成・マッチング。
在留資格:技術・人文知識・国際業務特定技能
サービス名(URL):ConnectJob※3
概要:コンピュータサイエンス等の理系人材や営業職人材を中心に、海外在住の新卒・キャリアの外国人材や国内在住の留学生・キャリアの外国人材が登録するプラットフォームを運営し、国内外で対面・リモートの選考会を実施。
在留資格:技術・人文知識・国際業務
※2 FourthValleyAcademy紹介ページ:https://www.4th-valley.com/services/services_fourth-valley-academy
※3 ConnectJob紹介ページ:https://www.jobbiz.connectiu.com/
③本事業のスキームイメージ
企業のお客様が抱える外国人材の採用や定着に関する課題に対し、同社がフォースバレー社の外国人材支援サービスを紹介する。
フォースバレー社は、世界186ヵ国に広がる高度人材ネットワークを活かして最適な候補者を迅速に選定し、企業の要件に合った人材を丁寧にマッチングする。さらに、選考・面接から入社後の定着まで一貫して支援し、日本語教育や就労準備プログラムを通じて、外国人材が日本企業で安心して勤務できる環境を整える。
3.今後について
同社は、本事業を通じて、企業が安心して外国人材を受け入れられる環境づくりを支援していく。また、企業の外国人材の受入れや、在留外国人の新生活のセットアップ等を支援する保険・ソリューションの開発・展開に取り組んでいく。
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