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あいおいニッセイ同和損保、【業界初】メタバース空間「ROBLOX」で交通ルール学習ゲームを提供

あいおいニッセイ同和損保は、株式会社モンドリアンとともに、メタバースゲーミングプラットフォーム「ROBLOX」内で利用できる交通ルール学習ゲーム「みんなでトライ!交通安全クエスト」を開発し、2025年8月より提供を開始する。
なお、「ROBLOX」内で交通安全を学べるゲームコンテンツの開発・提供は、損害保険業界初の取り組みとなる。
1.背景
近年、子どもの交通人身事故件数は減少傾向にあるものの、2024年は686名の小学生が交通人身事故(死者・重症者数)に遭っている※1。また、小学生における交通事故の55.6%が歩行中に発生している※1ことから、正しい交通ルールを伝える交通安全普及活動は重要となっている。
その中で、教育コンテンツとして、エデュテインメント※2の市場規模は拡大しており、2030年度には120億ドルと予想されるなど、今後も成長が見込まれている。
そこで今般、より多くの子どもたちがゲームを通じて交通ルールを学ぶことで、交通事故削減につなげることを目指し、世界有数のメタバースゲーミングプラットフォーム「ROBLOX」内で利用できる「みんなでトライ!交通安全クエスト」を提供することとした。
※1 内閣府「令和7年版交通安全白書特集通学路における交通安全の確保について」
※2 教育(Education)と娯楽(Entertainment)を組み合わせた造語で、遊びの中で学ぶ、楽しみながら学ぶことを目的としたコンテンツ
2.概要
(1)「みんなでトライ!交通安全クエスト」について
「みんなでトライ!交通安全クエスト」は、現実の交通環境を模したメタバース空間内に、信号機や横断歩道などの交通インフラをバーチャルで再現している。プレイヤーは歩行者として、仮想の町を移動し、ゲームを進行することで正しい交通ルールを学ぶことができる、学びと遊びを融合させた学習ツールである。
昼夜の見え方の違いなど実生活で遭遇する様々なシーンを、事故リスクのない安全な環境下で疑似体験し、子どもたちの交通事故削減につなげる。
(2)特長
①メタバース空間内で町を歩くことができ、手を挙げて交差点を渡るなど交通ルールを守ると得点となり、信号無視など危ない行動をとると減点となる。遊びながら交通ルールを学ぶことができる仕組みとなっている。
②夜間での視認性の悪さや、車から歩行者がどう見えるかを疑似体験することができる。
3.今後の展開
同社は、自治体や教育機関、警察など、地域のパートナーとともに安全・安心な町づくりを目指す「SAFE TOWN DRIVE」の実現に向け、「みんなでトライ!交通安全クエスト」をイベントや学校の授業で活用するなど、交通事故削減に取り組んでいく。

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