損保ジャパン、建物修理業者の紹介制度「みんなのリペア」をリニューアル
損保ジャパンは、保険金不正請求防止に向け体制を強化し、建物修理業者の紹介制度の透明性を高めるため、株式会社Speee(以下「Speee」)と共創し、建物修理業者の紹介制度「みんなのリペア」を5月21日にリニューアルした。
複数の建物修理業者の中からお客さま自身に修理先を選択できるサービスを基盤とした「見積修繕プラットフォーム」の提供と、AIが被害箇所の写真をもとに修理金額を自動で算定する「SOMPOたてものスマート見積」※1との連携を開始する。これにより、より安心・納得して利用できるサービスの提供を目指す。
※1 スマートフォンで撮影した住まいの損傷箇所の写真からAIが修理見積を作成するサービス
1.背景
損保ジャパンは、Speeeとの業務提携により2022年から、台風や雹(ひょう)などの自然災害によってお客さまの住まいが損壊した場合などに、所定の基準を満たす建物修理業者を紹介するサービス「みんなのリペア」を展開してきた。
このたび、保険金不正請求防止に向けて建物修理業者の紹介制度体制を強化し、修理業者の紹介にあたって透明性を高めることを目的に、Speeeとともに建物修理業者をお客さま自身に選択できる「見積修繕プラットフォーム」を構築し、「みんなのリペア」に組み込んだ。加えて、お客さまの住まいの早期復旧を支援するため、「みんなのリペア」と「SOMPOたてものスマート見積」の連携を開始した。
お客さまに紹介する建物修理業者が不正請求を行わないこと、悪質な建物修理業者からお客さまの大切な住まいを守ること、災害からの早期復旧を支援することは、損保ジャパンの重要課題である。損保ジャパンは、建物修理業者の紹介においても、お客さまにより安心して活用できる制度の運用を目指す。
2.見積修繕プラットフォームの概要
見積修繕プラットフォームは、建物修理業者の紹介を希望するお客さまにLINEでリンクを送付し、リンク先のページで建物修理業者を選択する仕組みである。
3.「みんなのリペア」と「SOMPOたてものスマート見積」との連携
建物修理の見積書を手配していないお客さまには、「SOMPOたてものスマート見積」を案内すること※2で、迅速かつ適切な保険金支払いとお客さまの住まいの早期復旧を実現する。
※2 被害の状況によって「SOMPOたてものスマート見積」のサービスの対象外となる場合があるが、その場合も修理先を選択できる「見積修繕プラットフォーム」のサービスを通して見積作成が可能である。
4.今後について
損保ジャパンは、引き続きお客さまに安心・安全な修理を提供できる建物修理業者のネットワーク制度を運営する。お客さまの満足度向上につながる取組みと適切な保険金支払いを通じて、「お客さま、社会、そして自分にまっすぐ。」というスローガンの実現を目指す。