日新火災、テラサイクルとともにヘルメットのリサイクルプログラムを開始
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日新火災は、2024年9月より、リサイクル企業であるテラサイクルジャパン合同会社(以下「テラサイクル」)と協働し、プラスチック製のヘルメットを回収する「ヘルメットリサイクルプログラム」(以下、「本プログラム」)を開始した。
社会貢献活動は企業としての社会的使命であり、同社は、代理店の皆さまとともに継続的に推進できる活動を検討した結果、グローバルなリサイクル企業であるテラサイクルのサポートにより、ヘルメットのリサイクルルートを提供する運びとなった。
同社は、本プログラムにより、一般的に耐用年数が3~5年とされるヘルメットの適切なタイミングでの交換を促し、事故防止の啓発に貢献していく。また、リサイクルがまだ広く浸透していないヘルメットについて地域のリサイクルルートを補う。
<同社織山社長のメッセージ>
「当社のパーパスは、「リテールのお客さま一人ひとりに寄り添い“あんしん”をお届けする」ことです。「リテールのお客さま」「一人ひとり」とは、契約者以外にも契約者とかかわりのある方、つまり、代理店や将来当社の契約者になりうる方でもあります。また、「寄り添い」「あんしん」とは、いざという時の安心だけでなく、平時も安心して暮らしていくことのできる社会や環境を提供することです。『当社は、契約者にかかわるすべての方々と繋がりを持ち、事故や災害が起きた時だけでなく平時から日々寄り添い安心して過ごせる社会に貢献していく会社でありたい』。このパーパスに込めた想いを実現する一つとして、ヘルメットリサイクルに取り組みます。」
<テラサイクルアジア太平洋統括責任者エリック・カワバタ氏のメッセージ>
「安全性への意識の高まりによって、年々ヘルメットの需要も高まっていますが、今までヘルメットのリサイクルに取り組む企業は多くありませんでした。ヘルメットは、非常に硬い材質のABSや、熱可塑性プラスチックのポリカーボーネート、繊維強化プラスチックなど複数のプラスチック素材からできています。これらを回収分別すれば、それぞれの材質ごとに、新しく再生利用することが可能です。今回、日新火災海上保険が実施するヘルメットのリサイクルプログラムは、柔軟な発想から生まれた、人々の生活に寄り添う素晴らしい取り組みで、循環型社会実現を推進する優れた事例となるでしょう。」