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日本地震再保険、SDGs債に投資

日本地震再保険は、このたび、独立行政法人日本学生支援機構(以下、「JASSO」)が発行する「ソーシャルボンド」への投資を決定した。
JASSOは、我が国の学生の学びを支える重要なインフラを提供している。本債券の発行による調達資金は、奨学金事業の内、貸与奨学金の財源として活用され、日本国憲法第26条や教育基本法第4条に定められる「教育の機会均等」等、我が国の教育面の課題解決に貢献するという意義を有している。
同社は、今後もSDGs債への投資などを通じて社会的責任を果たしていく。
<購入したSDGs債の概要>
発行体 独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)
銘柄名 第75回日本学生支援債券
(年限2年、発行額300億円、発行日2024年6月7日)
資金使途 第二種奨学金の在学中資金
第三者 評価機関日本格付研究所(JCR)
SDGs 債券区分ソーシャルボンド
<SDGs達成に向けた同社での取り組み>
同社は、持続可能な社会の形成に向けた取り組みを経営の重要課題として認識しており、地震保険制度の運営を通じ、地震災害により被災された方々の生活を支えるための「安心」と「安全」を届けるとともに、地震対策の啓発活動により、SDGsの達成を引き続き目指していく。地震保険の普及促進や防災減災の取り組みとして、日本損害保険協会と連携し、全国各地の大学に社員を派遣し、地震保険に関する講義を行うなど、学生への啓発活動も積極的に行っている。
<同社のSDGs債への投資実績(2023年度)>
グリーンボンド 19件
ソーシャルボンド 11件
サステナビリティボンド 10件
サステナビリティ・リンク・ボンド 5件
トランジションボンド 1件
合計 46件

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