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あいおいニッセイ同和損保、「安全運転脳年令コンテンツ」の提供を開始

あいおいニッセイ同和損保は、新たにモバイルアプリを開発し、本アプリを通じて「運転寿命延伸」への貢献を目指す安全運転脳年令の提供やパーソナルトレーニングメニューの配信を2024年1月から開始する。
1.背景
未知のリスクが次々と生まれる不確実性の高い現代において、損害保険は不測の事態が起こった後のセーフティネットとしての役割だけでは、お客さま・社会のニーズに応えきれなくなってきている。
そこで、同社はCSV×DX※1の考えのもと、「事故のあとの保険から、事故を起こさない保険へ、さらにその先へ」と、テレマティクス自動車保険を先駆けとして保険を発展させ、お客さまとともにさまざまな地域・社会課題の解決に取り組んでいる。
今般、同社とお客さまとの接点をより強化し、データ・デジタルを活用したサービスを拡充していくため、契約者向けのモバイルアプリを新たに開発するとともに、本アプリを通じてテレマティクス自動車保険の契約者に新たな高付加価値を提供するサービスを開始することとした。
(1)新モバイルアプリの開発【2024年1月提供開始予定】
<新モバイルアプリの特長>
・契約関連手続き、異動、事故報告等について、24時間365日オンライン上でアクセスが可能になり、チャットボットも活用し、より利便性の高いサービスを提供する。
・テレマティクス自動車保険専用3アプリ、タフすまいの保険専用アプリを1つのアプリに統合する。
(2)新たな高付加価値機能・サービスの提供
同社は、テレマティクス自動車保険で収集した膨大なデータを利活用し、国立大学法人東北大学川島隆太教授、株式会社仙台放送との共同研究を通じて「運転寿命延伸」の実現に資する研究を進めている。認知機能の低下により危険運転が多くなる等の学術的見解を踏まえ、第一弾として「安全運転を楽しむ、クルマで外出を楽しむ」ためのサービス・コンテンツを提供する。
安全運転により削減されたCO2排出量を可視化するサービスと合わせて、お客さま、・地域・社会により一層の安心を提供する。
3.今後の展開
本アプリを中心に2024年1月以降、新たな「お客さま接点プラットフォーム」を構築する。今後も同社はCSV×DXの考え方のもと、本アプリ等から取得したデータに基づき、お客さま、地域・社会双方のニーズに合致した商品・サービス・体験価値の提供を目指していく。
また、テレマティクス自動車保険に新たな高付加価値機能を付与することで、テレマティクス自動車保険を「地域・社会課題を解決する保険」から、「地域社会の未来を変える自動車保険」へステージアップしていく。これにより交通事故削減だけでなく、運転寿命延伸や地域・社会の活性化、安全運転によるCO2排出削減など、課題解決を通じて安全な社会をつくり、その価値を拡げていく。
※1 CSV…Creating Shared Value(社会との共通価値の創造)
DX…Digital Transformation(データやデジタルを活用し、価値提供を変革させること)

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