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三井住友海上、「Be Smart KOBEプロジェクト」に参画

三井住友海上は、ジョージ・アンド・ショーン株式会社(以下「G&S」)と、神戸市の推進する「Be Smart KOBEプロジェクト」に6月13日から参画する。
1.参画の背景
「Be Smart KOBEプロジェクト」は、神戸市が市民の暮らしの質や利便性の向上を図る「スマートシティ」の推進を目的として、事業提案を広く募集したものである。
三井住友海上とG&Sは、「地域課題の解決、地域コミュニティの活性化、地域共生」「市民のウェルビーイングの増進」のテーマに対して、オンラインを活用した認知症予防コミュニティ創出事業を提案し、採択された。今後、神戸市と実証事業に向けて協議するとともに、将来的には三井住友海上と神戸市が提供する「認知症神戸モデル※1」との連携も検討していく。
また、実証事業で獲得するデータ・知見によって、三井住友海上とG&Sで開発を進める認知機能推定AIを高度化し、三井住友海上が提供する「補償前後のソリューション※2」として、全国の自治体等に展開することにより、包摂的社会の実現を推進していく。
※1:認知症の人にやさしいまち神戸モデルWebサイト(https://kobe-ninchisho.jp/)
※2:三井住友海上が推進するリスクの予防・リカバリーを支援するソリューション
2.実証事業について
(1)目的
・パソコンやタブレット等を利用したスマホ体験教室やオンライン旅行といったコンテンツの受講を通じて、高齢者の社会参画・コミュニティ創出を支援する。
・オンラインサービス利用時の利用動態データ等をもとにAIが認知機能を推定し、介護度の経年変化をデジタルに計測することで、医療介護費の削減効果を検証する。
(2)実施概要
・対象者:神戸市内在住65歳以上の高齢者を想定
・実施期間:2024年2月末まで

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