三井住友海上、傷害保険付き二輪車向けロードサービスの提供を開始
三井住友海上とZuttoRide株式会は、二輪車向けの自動車保険の普及や多様なリスクマネジメントサービスの提供を通じて、安心・安全な二輪車社会の推進を目指すため、連携協定を締結した。
本連携協定に基づき、ZuttoRideの二輪車向けロードサービスに、三井住友海上の傷害保険を付帯した新サービスを共同開発し、9月30日から販売する。また、自動車保険の未加入者向けにデジタル技術を活用した保険募集スキームを構築する。
1.背景
現在、二輪車向けの自動車保険普及率は約45%であり、事故発生時の二輪車ユーザーのケガの補償や、相手方への賠償が十分でないケースが発生している。こうした状況を踏まえ、今般、ZuttoRideと三井住友海上は、ロードサービスなどの制度拡充や自動車保険のさらなる普及など、安心・安全な二輪車社会の実現に向けて連携協定を締結した。
2.連携協定の内容
(1)二輪車向けロードサービス等に付帯する商品付帯保険等の普及
ZuttoRideが販売するロードサービスに三井住友海上の傷害保険を付帯し、ロードサービス加入者にもれなくケガの補償を提供することで、事故時の経済的損失を軽減する。
(2)デジタル技術を活用した二輪車向け自動車保険募集に関する実証実験
両社は、ロードサービス加入者のうち自動車保険未加入者を中心に、デジタル技術を活用した保険の加入機会を提供する。今後、実証実験を通じて、ロードサービス申込時に保険加入に必要な情報を三井住友海上へ連携し、オンライン上でロードサービスと自動車保険を同時に加入できる募集スキームの構築を目指す。